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  • 公開日2023/12/25
  • 更新日2023/12/25

【ASIAN KUNG-FU GENERATION】伊地知潔の今日、何食べたい?Vol.60 最終回 鶏むね肉でバーベキューチキン

大人気ロックバンド「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のドラマー伊地知潔さんにこだわりの料理を紹介してもらう連載企画。料理好きの伊地知さんが今食べたい料理を、レシピとともにみなさんにお届けします。5年半続いたこの連載、今回が最終回となります。連載最後のレシピは「鶏むね肉でバーベキューチキン」です。ぜひチェックしてみてくださいね。

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【ASIAN KUNG-FU GENERATION】伊地知潔の今日、何食べたい?Vol.60 最終回 鶏むね肉でバーベキューチキン

 

悩み抜いた集大成レシピは鶏むね肉!

5年半続いたこの連載ですが、今回で最終回となりました。集大成レシピなので今まで以上にいろいろ悩みましたが、Nadiaといえば「鶏むね肉」のイメージが強いので、「鶏むね肉でバーベキューチキン」を考案しました。ぜひ作ってみてくださいね。

 

ヘルシーでコスパ最強の鶏むね肉レシピ

「鶏むね肉」といえば、コスパ最強! ヘルシーでタンパク質がしっかり摂れ、子どもも大人も大好きな食材ですよね。チキンナゲットを家で簡単に作るにはどうしたらいいかと考えるところから始めて、このレシピにたどり着きました。

【材料(2人分)】
鶏むね肉 1枚
片栗粉 適量
サラダ油 適量
A焼肉のたれ(甘口) 大さじ1
Aケチャップ 大さじ2
Aタバスコ お好みで
B酒 大さじ1
B醤油 大さじ1
Bみりん 大さじ1
Bごま油 小さじ2
Bおろしにんにく 小さじ1

鶏むね肉でバーベキューチキンの材料

 

【作り方】
〈下準備〉

A(焼肉のたれ(甘口)、ケチャップ、タバスコ)を合わせておく。

下準備

下準備

1.鶏むね肉は皮を取り除き1cm幅の厚さに切ったら、さらに縦1cm幅に切り棒状にし、ポリ袋にB(酒、醤油、みりん、ごま油、おろしにんにく)と一緒に入れ揉み込む。10分ほど置いたら取り出して、片栗粉を全体にまぶす。

鶏むね肉を切る

鶏むね肉を切る

Aを揉み込む

10分ほど置く

片栗粉をまぶす

2.フライパンにサラダ油を多めに入れて中火で熱し、1をときどき返しながら焼き目がつくまで4分ほど焼く。

鶏むね肉を焼く

鶏むね肉を焼く

鶏むね肉を焼く

●キヨシこだわりポイント
・揚げ焼きにするとき、油はフライパンの底がちょうど隠れるくらいが良いです。カリッと焼き目がつくまで全面しっかり焼きます。

3.2を器に盛り、合わせたAを横に添えたら完成! Aのソースにディップして召し上がれ。

鶏むね肉でバーベキューチキンの完成

スティック状にカットしたので高さのある盛り付けにしました。パセリを添えるだけで華やかになります。

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鶏むね肉でバーベキューチキン

鶏むね肉でバーベキューチキンを食べる

ソースはほかにもいろいろ試しましたが、これが簡単でいちばん美味しかったです! 濃いめの味なのでご飯のお供、お酒のおつまみにぴったりです。僕の集大成レシピ、ぜひ作って味わってみてください!

 

5年半の料理連載を振り返って

今回が最終回ということで、これまでの連載を振り返ってみたいと思います。この連載が始まったのは、2018年5月。5年半も担当させていただいたのだと感慨深いものがあります。

 

手探り状態からスタートしたコラム

カオマンガイ

カオマンガイを食べる

記念すべき第1回。不安の中スタートしました。

記念となる第1回は、僕のバンド名にちなんでアジアン料理「カオマンガイ」を作りました。当時の写真を見てみると、少し緊張していますね(笑)。主食・副菜からスイーツまで、和・洋・中さまざまなスタイルのレシピを作ってきたんだなと自分でも驚いています。2019年にリニューアルし、連載は今回で通算68回となりました。

 

今まででいちばんお気に入りのレシピは「台湾焼きそば」

台湾焼きそば

台湾焼きそばを食べる

飲み会の〆に作っても喜ばれますね。

これまで作ってきた中で、みなさんからの「いいね!」がいちばん多くついたレシピは「台湾焼きそば」です。付属のソースを使わないのが良かったようです。「これからは麺だけ買います」というコメントも多かったですね。

「台湾焼きそば」は僕のお気に入りのレシピでもあるので、みなさんに高く評価していただいてとてもうれしいです。確かにこれはいつ誰に作っても絶賛されますし、今年は夏のフェスでこの台湾焼きそばを販売して大好評でした。みなさんもぜひ一度、作ってみてください。

 

撮影とレシピ作りで試行錯誤を繰り返した日々

5年半もの間続けてきたことが終わるのは、僕にとってももちろんとても寂しいことです。でも、次のステップに進むための良いきっかけと受け止め、また次の新たな目標に向かって進んでいきたいと思っています。

連載を続ける中で印象に残っているのは、写真の難しさです。最初にNadiaで写真講習を受けましたが、うまく撮影できるだろうかと不安でいっぱいになりました。Nadiaは写真のクオリティが重要だと感じているので、料理より写真が難しいと悩むこともしばしば。撮影技術を向上させるため、構図やレタッチの勉強をしました。そのおかげで今は自分の大切なスキルのひとつになったと思います。

また、毎回テーマに対してレシピ案を3つ考えるのですが、最初は3つ考えるということがとにかく大変でした。始めたころはひとつも思いつかなくて、困り果てて料理本を読み漁ったりして、非常に時間がかかりました。でも5年半続けた今は、お題をもらったらすぐに思いつくようになり、自分でも成長を感じます。

5年半を振り返って

 

これからも料理研究家として精進していきます!

この連載を始めるにあたり、ミュージシャンではありますが「料理研究家」という肩書きを証明できるような連載にしようと心に決め、今まで本気で取り組んできました。5年半たった今、料理研究家としての仕事もいただくようになり、みなさんに認めていただけるようになったと感じています。やり続けたら目標とする自分になれるんだなと、努力し続けることの大切さを改めて感じます。

みなさん、さようなら

これからもレシピを発信していきますよ!

これでNadiaのコラムは卒業しますが、これからも音楽活動と並行して料理研究家としての活動は変わらず続けていきます。料理についても投稿しているので、よかったら僕のSNSをチェックしてみてください。僕をここまで成長させてくれた読者のみなさま、Nadiaのみなさま、たいへんお世話になりました! 5年半、本当にありがとうございました!

 

これまでの連載はこちら!

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