人気韓国料理「プルコギ」とは?
ピザやパンの具としても人気のプルコギ。たれに漬けこんだ牛肉と野菜をジューッと焼き上げる韓国料理です。「プル」は火、「コギ」は肉という意味で、戦後日本で広まった今のスタイルの「焼肉」もこのプルコギから発祥したのだとか。
醤油ベースの甘辛味で、唐辛子の辛味の強いものから、まったく辛くないものまでさまざま。日本では牛肉を使った「韓国風すきやき」のようなものがほとんどですが、本場では鶏肉や豚肉、魚を使ったものもあります。
フライパンで簡単!甘辛美味しいプルコギの作り方
【材料(2人分)】
牛こま切れ肉 200g
玉ねぎ 100g
にんじん 40g
青ねぎ 4本
しいたけ 3個
りんご 1/4個
にんにく 1片
A醤油 大さじ3
A韓国産唐辛子 大さじ1
Aはちみつ 大さじ1
A白いりごま 大さじ1
A酒 大さじ1
ごま油 大さじ1
湯 大さじ3
【作り方】
【下準備】
・玉ねぎは繊維に沿った薄切りにする。
・にんじんは皮をむき、繊維に沿ってマッチ棒くらいの太さに切る。
・しいたけは石づきを除き、笠と軸に分けて薄切りにする。
・青ねぎは根元を落として、7cmほどに切る。
・にんにくは皮と芯を除いてすりおろす。
・りんごは皮をむいて芯を取りすりおろす。
1. 具材を下味に漬けてから焼くのは韓国料理ではよく見られる調理方法。プルコギもまずは牛肉と野菜類を甘辛だれに漬けて作ります。
牛こま切れ肉、野菜類、にんにく、りんご、Aの調味料を混ぜ合わせてもみ込みます。
ただし、調味料の水分や塩気で肉がパサついたり、野菜から水分が出過ぎたりするので、下味に漬ける時間は10分程度! これがポイントです。
韓国では年中手に入る梨をすりおろして使いますが、今回はりんごで。お肉をやわらかくしてくれるのでぜひ加えてください。
韓国産唐辛子は最近はスーパーでも手に入ります。粗いものはパンチが効いて、細かいものは比較的やさしい辛さに仕上がります。分量もお好みで加減してくださいね。
2. ごま油を最後に加えてしっとりと。焼き上げる時にはフライパンに油を引かないので、ここで入れ忘れないようにしてくださいね。
3. 火をつけていないフライパンにたれごとお肉を入れます。ごま油が入っているので、フライパンには油を引かなくてOK。中火にかけたら牛肉をほぐしながら炒めます。
4. 肉の色が変わってきたら、ここでお湯を投入! 炒めて火を通すだけでなく、お湯も使って火を通すので短時間で火が通ります。これもまた肉をやわらかく仕上げる裏ワザです。
高温の鉄板を使うお店だと水を使いますが、ご家庭のフライパンだと温度が下がりやすいのでお湯がおすすめです。
水分を程よく飛ばしたら、器に盛り付けてできあがり。ご飯と一緒にたっぷり食べたいですね。
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『甘辛おいしい!基本のプルコギ』
プルコギに合わせたい献立レシピ
鉄鍋でどさっと作るイメージのこの料理、実は韓国では定食メニューとしても定番です。ご飯がすすむ甘辛味なので、納得ですね。今回はプルコギに合うサラダとスープをご紹介します。
香ばしお揚げと春菊のキムチドレッシングサラダ
しっかり味のプルコギに少し目先の変わったサラダを添えてアクセントにしてみては? 香ばしく焼いた油揚げと生の春菊のほろ苦さが、甘辛いメイン料理と食感も風味も違って楽しめます。
キムチを刻んだドレッシングで、韓国料理らしく。献立としての味のバランスも良くなります。
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『香ばしお揚げと春菊のキムチドレッシングサラダ』
韓国では定番⁉そのまま煮干しと豆もやしのスープ
日本ではだしを取るのに使う煮干し。韓国では取り除かずにそのまま具材としていただくことも多いそう。豆もやしをたっぷり入れたスープにはにんにくのすりおろしを加えて、さっぱりとしながらも存在感のある一品に。
●詳しいレシピはこちら
『韓国風 煮干しと豆もやしのスープ』
韓国料理はたくさんの種類の食材を使ってヘルシーに、調理はシンプルに、ということがほとんど。意外と簡単に作れるので、ぜひ今夜のメニューにしてみてはいかがでしょうか。
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