意外と簡単!仕上がりがきれいなミルフィーユ鍋を作るコツ
ミルフィーユとは、パイ生地とクリームを何層にも重ねた洋菓子。これと同じように白菜と豚肉を交互に重ねて鍋に並べて作るのが、今回ご紹介するミルフィーユ鍋です。
材料がシンプルで下準備も少ないのも魅力のひとつですよね。
きれいに層が重ねられていると一見難しく思われるかもしれませんが、実はとっても簡単なんです。写真付きでポイントをいくつかご紹介しますね。
【POINT1】白菜を1枚ずつはがして豚薄切り肉と交互に3~4回重ねる。
白菜は1/4玉などカットされているものでOK。大きさにばらつきがあっても合わせて使えば問題なしです! 豚肉は薄切り肉だけでなく、小間切れを使っても。部位もバラやロースなどお好きなもので作れます。
【POINT2】食材を鍋の高さに収まるように切る。
食材が鍋からはみ出していたり高さがなさすぎたりすると、見た目もちょっと良くないので、あらかじめ鍋の高さをチェックして合わせましょう。
【POINT3】切り口を上にして鍋肌から並べる。
切り口は断面が揃っているので、上にくるように並べると見た目もアップ! 煮崩れもしにくくなります。中央もしっかり埋めてくださいね。あとはスープを注いで火が通ればできあがりです。
食材も味付けもいろいろ!毎日飽きずに食べられるミルフィーユ鍋4選
まずは定番から!「白菜×豚肉」のシンプルミルフィーユ鍋
ミルフィーユ鍋といえば、白菜と豚肉の組み合わせです。豚バラ薄切り肉で作るレシピもおすすめですが、あっさり仕上げたければ脂身が少ないほかの部位でもいいですし、小間切れや切り落とし肉を並べて使ってもOK。味付けは白だしだけで簡単に作りました。今回はごま油をかけて仕上げましたが、こちらはお好みです。お好きな薬味で召し上がってくださいね。
【主な材料】
白菜
豚薄切り肉
白だし
白髪ねぎ
ごま油
●詳しいレシピはこちら
『白菜と豚肉のミルフィーユ鍋』
簡単アレンジ!「白菜×豚肉」のごま味噌バターミルフィーユ鍋
こちらは1品目の定番レシピを簡単にアレンジした、味噌ベースのミルフィーユ鍋です。鶏がらスープで煮たあとに味噌とすりごまで味付けし、最後にバターをのせて余熱で溶かしていただきます。ラー油や七味をかけても美味しいですよ。
【主な材料】
白菜
豚薄切り肉
鶏がらスープの素
味噌
白すりごま
バター
●詳しいレシピはこちら
『ごま味噌バターのミルフィーユ鍋』
とろ~りカマンベールがたまらない!「大根×牛肉」のトマトミルフィーユ鍋
ミルフィーユ鍋は白菜以外の野菜と豚肉以外のお肉でも美味しく作れます。こちらは輪切りにした大根と牛肉を重ねたレシピです。大根と牛肉を3枚くらいずつ重ねたものを1セットにしておき、これを鍋肌に沿ってドーナツ状に並べていけば簡単です。
味付けもこんなトマトベースの洋風にすると、和風のイメージのある大根もいつもと違ってちょっとおめかし風になります。火が通ったら、カマンベールチーズを中央においてとろ~り溶かしていただきます。レシピでは大根を2/3本くらい使うので「そんなに食べ切れないよ」というご家庭は、大根を輪切りではなく半月切りにして作っても。この場合は高さが出ないので、浅めの鍋やフライパンで作るといいですよ。
【主な材料】
大根
牛切り落とし肉
カットトマト(缶詰)
にんにく
白ワイン
コンソメ
カマンベールチーズ
●詳しいレシピはこちら
『まるごとカマンベール 大根と牛肉のトマトミルフィーユ鍋』
上下に重ねてお手軽に!「キャベツ×豚ひき肉」の餃子風ミルフィーユ鍋
こちらは鍋にキャベツと餃子のタネを重ねるミルフィーユ鍋。下から順にどんどん重ねるだけなので、超簡単です。餃子の皮は使わずに野菜もたっぷり食べられるので、とってもヘルシー。ジュワ~ッと染みた肉汁が美味しいですよ。食卓で切り分けて召し上がってください。ラー油をかけても。
【主な材料】
キャベツ
豚ひき肉
にら
オイスターソース
鶏がらスープの素
ラー油
●詳しいレシピはこちら
『重ねて簡単 餃子風キャベツのミルフィーユ鍋』
いかがでしたか? これまで作ったことのある方ならアレンジが楽しめますし、初めて挑戦する方にも簡単にできてとってもおすすめのミルフィーユ鍋。バリエーション豊かに、まだまだ続く寒い冬をあったかメニューで楽しんでいただければと思います。
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