クッキーとガナッシュを重ねてできる華やかなクッキーサンドケーキです。クッキーもガナッシュも難しい工程はないので気軽にチャレンジしてみてください!クッキーをココア生地にしたり、ガナッシュをホワイトチョコやミルクチョコに変えて自在にアレンジできます。
クッキー生地は前日までに用意し、できれば前日のうちに焼き上げておくと、当日の作業が楽になります。ガナッシュまで絞り終えて、フルーツを載せる前なら冷凍保存も可能です。 ココアクッキー、ミルクチョコガナッシュで作ったらオレオや小枝など市販のチョコ菓子で飾るのも可愛いですよ♪ ココアクッキーにアレンジする場合は、薄力粉180g、ココアパウダー20gに変更します。 出来上がってから箱に入らない、大きさの合う箱がない!とならないようにハートの大きさはラッピングに使うトレイや箱に合わせて型紙を作るといいですよ。
バター(食塩不使用)は電子レンジ300wで40秒ほど加熱し柔らかくする。ゴムベラで固さを均一にする。
卵黄を加えなじませる。
粉糖を加えゴムベラでなじませる。
ラップでピッタリ包んで冷蔵庫で2時間以上冷やす。
ハートの型紙を作る。 ラッピングに使う箱またはトレイの大きさに合わせてハートの大きさを決め、厚紙を切り抜く。 中をくりぬくときは、クリームを絞り出したりフルーツを載せるスペースを考えて切り取る。
休ませた生地をめん棒で5mmの厚さに伸ばす。 (あまり薄いと割れやすくなったりクリームの湿気で食感が悪くなることがあり、厚すぎると中まで火が通りにくくなります)
残った生地で飾りに使う小さなハートを何枚か切り抜く。
170℃オーブンで15~20分焼く。 小さいハートは早く焼き色がつくので、焼き色のついたものから取り出すとよい。
苺チョコを細かく刻んでボールに入れ、電子レンジ600wで30秒ほど温めた生クリームを加えてなめらかに溶かす。(生クリームの温度は50~60℃程度) もし溶け切らなければ電子レンジで様子を見ながら10~20秒加熱して完全に溶かす。
ボールの底を氷水に当てて冷やす。
しっかりと冷えて固さが出たら丸口金を付けた 絞り袋に入れる。
ハートのクッキー1枚を皿またはラッピングに使うトレイに載せ(完成してからは移動させにくいのであらかじめのせておきます) 苺のガナッシュを絞り出していく。
1枚目のクッキーにガナッシュを絞り終えたところ。
2枚目のクッキーを載せる。
フルーツ(苺、ブルーベリーなど)やアラザン、一緒に焼き上げた小さなハート型クッキー、あればハーブをランダムに飾ってデコレーションする。 苺は半分にカットした物や薄くスライスした物、ホールの物などさまざま用意し、冷凍ラズベリー、ブルーベリーレッドカラントなどランダムに載せる。 苺ガナッシュの色も可愛いので、クリームも見せるようにフルーツを載せました。
382131
hoppe
料理研究家
六車樹里(むぐるまじゅり) ひらかた独歩ふぁーむ、広報(SNS周りや旬のレシピ担当) 大阪府出身、在住 2歳年上の主人と、男子3人の5人家族 看護師を経て、お菓子、パンのレシピやコラム作成を数年したころ自己免疫の肝臓疾患を発症するとともに精神的にも底の状態が1年以上続き家からほとんど出られない状態に。 大好きだったお菓子やパンを作ることも苦痛になりレシピサイトはおろかパソコンを開くことすらつらく、人と会うことも外出も避ける日々・・・ そんな中、市の広報に掲載された地域活性化を目指して奮闘する農家の記事を読み、農業を通じた地域活性化の取り組みに興味が沸き、農業への関心が高まりつつあった矢先、偶然先の農家さんの食育に関する講演のチラシを手にすることに。 気にはなったものの当時は精神的に外出が難しい状態で、何とか配信期限ぎりぎりに、講演を記録した動画を見ることができる。 その中で話されていた「自分が農業を続けることで、その風景を守っていきたい」という想いに感銘を受ける。 さらにその方の作る野菜の持つ力強さや味わいの濃さ、甘み、食感すべて、人生で一番と言い切れるほどの美味しさにただただ感動。 すぐにこの農家さんに連絡を取り、翌月からその農家さんの元で働くことに。 畑で働くようになって、みるみるメンタルが改善。自分でも驚くほどに毎日が楽しく生き生きと過ごせるように。 あれほど苦痛だったお菓子を作ること、レシピを作ることも仕事として再開、野菜そのものの持つ旨味や食感を生かしたレシピを考案し消費者の方に向けて発信中。 遠くから運ばれてくる有名どころの野菜より、鮮度が大切な野菜の地産地消のメリットは大きいことを日々実感するとともに、地域で採れたばかりの野菜の魅力を知ってもらいたいと奮闘中です。