イタリアンの人気シェフが作った佐賀県産の新玉ねぎのスープが美味しくて、自分で再現してみたくなりました。 新玉ねぎの甘味がすごい! ブイヨンも生クリームや牛乳も使わないのに、濃厚な仕上がりです。 ミキサーで滑らかにすることで、とろみもつきます。 冷凍保存も出来るので、この季節に、まとめて作って置くのもおすすめします。
新玉ねぎは、痛みやすいので、買ったらすぐに作りましょう。 厚手の鍋がおすすめです。 (メイン写真撮影:神田えり子)
新玉ねぎは皮をむいて、縦半分にし、それぞれを6等分位に切る。
水100ml、オリーブオイル大さじ1を加えて、蓋をして煮立つまで中火、そのあと弱火にして30分煮る。
15~30分、蓋をしたまま蒸らしてから、スティックミキサーで滑らかにする。普通のミキサーでも。 ※蒸らすことで十分に火が通り、仕上がりがなめらかになります。また熱い状態で加熱すると、飛び散り、火傷の危険がありますので、ご注意ください。
500ml位の仕上がりになる。濃すぎれば、水を足す。塩4gを加える。 食べるときに温め直し、好みでオリーブオイルや白胡椒(分量外・少々)を足す。
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塩田ノア
1955年、東京生まれ。慶応大学経済学部卒業後、銀行に10年間勤務して退行。1993年にイタリアへ渡り、語学と料理を学び、2年半後に帰国。 1995年に料理家として仕事を始める。本格的なイタリア家庭料理と、シンプルでおしゃれな普段のおかずが人気。2004年からパリに暮らす。