湯豆腐や白和え、揚げ出し、麻婆豆腐など、シンプルで、わりとどんな食材にも合わせやすい豆腐はアレンジもしやすく、料理の幅も広いと言えます。
また調理することなく、そのままで食べられるので、忙しい時にこそ積極的に使いたい食材のひとつでもありますね。
ではまず、あと1品欲しい!という時に便利な簡単豆腐レシピからご紹介しましょう。
【レンジで素早く水切り!】豆腐のゆず味噌田楽
【材料(作りやすい分量)】
木綿豆腐…1丁(400g)
味噌…40g
ゆず茶…50g
【作り方】
1 水切りした豆腐をキッチンペーパーで包んで電子レンジで2分加熱し、さらに水切りします。食べやすい大きさに10~12等分に切り、アルミホイルの上にのせます。
2 味噌とゆず茶を混ぜ合わせ、1の豆腐の上にぬり、魚焼きグリルで弱火で4分焼きます。お好みで竹串や田楽串に刺します。
豆腐で厄介なのは“水切り”ですよね。でも電子レンジを使えば時間がなくても素早く水切りすることが出来ます。
田楽など余分な水気を取り除くことでより美味しくなる豆腐レシピの場合には、いかにうまく水切りするかがポイントになってきます。
くわしいレシピはこちら
●『ゆず茶で作る 豆腐のゆず味噌田楽。』
【豆腐で大満足おかず!】きのこあんの揚げだし豆腐
【材料(4人分)】
木綿豆腐…1丁
片栗粉…適量
しいたけ…4枚
ぶなしめじ…100g
まいたけ…100g
水…300ml
A 顆粒出汁…大さじ1
A 醤油…大さじ2
A 砂糖…小さじ1
B 片栗粉…大さじ1.5
B 水…大さじ3
長ねぎ…適宜
生姜…適宜
サラダ油…大さじ1
【作り方】
<下準備>
木綿豆腐は水切りしておきます。パックの両端に穴をあけて、立てておくと水切りしやすいです。
1 しいたけはせん切りに、しめじ・まいたけは小房にわけます。豆腐はキッチンペーパーで水気をふきとり4等分に切って、さらに厚みを半分に切り、前面に片栗粉をまぶします。
2 フライパンを熱して油をしき、豆腐をカリッとするまで全面焼き、取りだしておきます。
3 そのままのフライパンにきのこを入れ炒め、しんなりするまで蓋をして弱火で加熱します。水を加え、沸いたら【A】で味付けし【B】でとろみをつけます。お好みで、長ねぎやおろし生姜を添えます。
寒い時期の揚げ出し豆腐は、あんかけにして冷めにくくするのがおすすめです。
出汁より絡みやすく、あんに+αの食材を加えればボリュームもアップしてお腹も満足な1品になります。
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●『たっぷりきのこあんの揚げだし豆腐』
【豆腐入りの炊き込みご飯】どんどろけ飯
鳥取県の冬至の定番料理として知られる郷土料理の『どんどろけ飯』。
『どんどろけ』というおもしろい響きは、お鍋で豆腐を炒めるときの音が雷の音に似ているからなんだそうですが、炒めた豆腐のおいしさがクセになる、どこか懐かしい味の炊き込みご飯です。
【材料(4人分)】
木綿豆腐…200g
A 水(しいたけ戻し汁含む)…300ml
A 天然粉末出汁…1パック(8g)
にんじん…1/3本
ごぼう…1/4本
干ししいたけ…2枚
米…1.5合
塩…小さじ1/4
B 醤油…大さじ1
B 酒…小さじ1
B みりん…小さじ1
B 砂糖…小さじ1
サラダ油…大さじ1
【作り方】
<下準備>
・Aの水(しいたけ戻し汁含む)300ml、天然粉末出汁 1パック(8g)、砂糖 小さじ1で出汁をとっておきます
・干ししいたけは水に戻しておきます
・木綿豆腐は水切りしておきます
・米は洗い、水切りしておきます
1 にんじん、干ししいたけはせん切り、ごぼうは笹がきにします。豆腐は2cm大に切るか、ちぎります。
2 フライパンにサラダ油をひき、水切りした豆腐を炒め、薄く焼き色がついたらにんじん、ごぼう、しいたけを炒め、塩を軽くふって下味をつけます。
3 炊飯器に米、出汁、Bの醤油大さじ1、酒小さじ1、みりん小さじ1を入れて混ぜ、2の具材を上にのせて炊きます。具材をのせてからは混ぜません。
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●『どんどろけ飯(豆腐めし)』
最後に寒いこの時期にぴったりな絹ごし豆腐を使ったメイン料理をご紹介したいと思います。
魚介の出汁がきいた豆腐と卵はやみつきになる美味しさ。つるんとした食感で食欲のない風邪ひきさんにもおすすめしたい1品です。
【つるんと食感がやみつき!】中華風海鮮蒸し豆腐
【材料(2人分)】
絹ごし豆腐…300g
えび…2尾
ベビーほたて…4個
あさり…6個
A 水…150ml
A 紹興酒または酒…大さじ1
A 鶏がらスープの素…大さじ1
A 塩…小さじ1/4
卵…2個
パクチーまたは三つ葉…適量
【作り方】
1 鍋にAを入れ、えび、ベビーほたて、あさりを加えて火にかけ、あさりの口が開いたら火を止めて、冷ましておきます。
2 ボウルに卵を割りほぐし、1の煮汁を加えます(きれいに仕上げたい時は煮汁を茶こしを通してから加えてください)。
3 器に食べやすい大きさに切った絹ごし豆腐を入れ、2の卵液、えび、ベビーほたて、あさりをのせます。深めのフライパンなどに湯をはり、器を入れてふたをして中火~強火で12分蒸します。水滴が垂れてこないように、蓋にふきんを巻き付けておくと良いです。
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●『中華風海鮮蒸し豆腐。』
いかがでしたか?
焼いたり、炒めたり、蒸したりと、シンプルでどんな料理にも合わせやすい豆腐はアレンジ次第で様々な料理に活用できます。色んな食べ方で、豆腐の美味しさを再発見してくださいね。
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