鳥取県の郷土料理どんどろけ飯。 『どんどろけ』というおもしろい響きはお鍋で豆腐を炒めるときの音が雷の音に似ているからなんだそう。 栄養豊富な豆腐を食べて、寒い冬を乗り切る鳥取県での冬至の定番料理です。 炒めた豆腐のおいしさがクセになる、どこか懐かしい味の炊き込みご飯です。
ご当地の豆腐めしの豆腐はもう少し小さく切って加えられますが、具材感を出したくて大き目にごろごろ入れてます。下味を付けることで、ご飯と一緒に食べた時に一体感があって美味しいです。なじみをよくしたり、おにぎりにする場合は細かくしてくださいね。
A 水(しいたけ戻し汁含む)300ml、天然粉末出汁1パック(8g)、砂糖小さじ1で出汁をとっておきます。 干ししいたけは水に戻しておきます。 木綿豆腐は水切りしておきます。 米は洗い、水切りしておきます。
にんじん、干ししいたけはせん切り、ごぼうは笹がきにします。 豆腐は2cm大に切るか、ちぎります。
フライパンにサラダ油をひき、水切りした豆腐を炒め、薄く焼き色がついたらにんじん、ごぼう、しいたけを炒め、塩を軽くふって下味をつけます。
炊飯器に米、出汁、B 醤油大さじ1、酒小さじ1、みりん小さじ1調味料を入れて混ぜ、2の具材を上にのせて炊きます。 (具材をのせてからは混ぜません。)
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。