ぷるぷると口どけの良いわらび餅
わらび餅は夏の和菓子のイメージがありますが、その食感と美味しさから季節問わずお店で見かけるようになりました。人気の決め手はやっぱり食感なのでしょうか? なんでもタピオカに次ぐブームなんだとか。今回はおうちでも存分に楽しめるわらび餅の作り方をご紹介します。
わらび餅は何で作る?
わらび餅はもともと、わらびの根の部分からとれるでんぷんを粉末にしたもので作られます。100%のものは大変貴重で値段も高いので“本わらび粉”と区別して言ったりします。それと比較して“わらび粉”と表示されているものは、さつまいもなどのでんぷんに本わらび粉が混ざっているタイプのものを言います。さらに“わらび餅粉”は本わらび粉が一切入っていないものが多いです。
作る際は原材料をチェックして選ぶのが良いと思いますが、高価な本わらび粉でなくても十分美味しいわらび餅は作れます! 今回は一番手ごろで入手しやすいわらび餅粉を使った「基本のわらび餅」の作り方をご紹介します。
わらび餅粉で作る「基本のわらび餅」
わらび餅粉を使ったわらび餅は調理時間があまりかからず、手早く作れるのが魅力です。入手しやすく、手ごろなお値段なのもうれしいので日頃のちょっとしたおやつにはぴったりです。食感が命なので、ぷるぷるなめらかな口当たりを楽しむためには冷やしすぎずできたてを食べてくださいね。
【材料(3人分)】
Aわらび餅粉 90g
A上白糖 50g
水 450ml
きなこ 適量
黒蜜 適宜
【作り方】
【下準備】
・鍋にAを計量して入れます。
・ボウルに氷水を用意しておきます。
1.下準備の鍋に水を少量加え入れ、ゴムベラでよく混ぜたら残りの水を加え入れます。強火にかけ、ゴムベラで鍋肌を混ぜます。
2.少しずつかたまりができてきたら中火に落とします。
3.絶えずぐるぐるかき混ぜながら3分ほど火を通します。表面に透明感が出てきたら火を止めます。
4.氷水を入れたボウルにわらび餅を入れます。
5.左手の親指と人差し指できゅっとしぼって、わらび餅を一口大にちぎります。
6.ざるでしっかり水切りし、全体にきなこをまぶします。器に盛り付け、お好みで黒蜜を添えます。
わらび餅は冷やして食べたい方もいらっしゃると思いますが、冷やし過ぎるとかたくなり美味しくありません。氷水でも十分冷えますので、できたてのやわらかい食感を楽しんでくださいね。
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わらび餅粉で作る 基本のわらび餅
わらび餅粉を使わず作る「ぷるぷるわらび餅」
こちらはわらび餅粉なしで作るわらび餅。電子レンジで簡単に作れるうえ、ゼラチンと白玉粉でわらび餅そっくりに作ることができます。口の中でほどけていくようなやわらかさ。やみつきになりそうなぷるぷる食感です。きなこの代わりに抹茶をまぶしてほろ苦に仕上げるのもおすすめ。
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わらび餅粉を使わない ぷるぷるわらび餅
わらび餅は和菓子の中でも簡単で作りやすいので、お菓子作りに慣れていない方にもぜひ作ってほしいです。きなこと黒蜜をたっぷりかけるわらび餅。わらび餅を手作りして至福のおやつタイムを過ごしてくださいね。
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