和菓子の定番「みたらし団子」
もちもちのお団子に砂糖醤油の甘じょっぱいたれが美味しいみたらし団子。子どもから大人まで親しみのある味わいで、人気のある和菓子の定番です。
今回ご紹介するのは、白玉粉に上新粉を少し混ぜた歯切れのいいお団子。フライパンで焼く工程を加えることで、水分が飛んで弾力と香ばしさが増し、よりみたらしのたれが絡んでお店のような味わいを楽しめます。
基本のみたらし団子のほかに、白玉粉と豆腐だけで作れる白玉豆腐団子もおすすめ。豆腐の水分だけで作るので水分調節の必要がなく、失敗しづらいのでとても作りやすいですよ。どちらもポイント付きで詳しく解説しますので、ぜひ両方作って食べ比べてみてくださいね。
もちもち食感!お店みたいなみたらし団子の作り方
【材料(お団子16個分)】
白玉粉 70g
上新粉 30g
水 80ml
A砂糖 大さじ3
A醤油 大さじ1
A水 大さじ3
A片栗粉 小さじ1
サラダ油 少々
【作り方】
【下準備】
Aは小鍋に入れて砂糖と片栗粉をよく混ぜ溶かし、火にかける。絶えず混ぜながら加熱し、透明感が出てとろみがついたら火を止める。
1.ボウルに白玉粉、上新粉を入れ、水を2~3回に分けて入れる。都度混ぜ、全量を入れたらひとまとまりになるまでこねる。
【ポイント】
加える水分量は、少しでも多いとべたついてしまうかもしれません。最後の10mlくらいは様子を見ながら足してください。もし全量加えてもポロポロしてしまったら、ほんの少しずつ水を足してひとまとまりになるようにしてください。
2.鍋にお湯を沸かしておく。1を16等分に丸める。
3.沸騰したお湯の中に2を入れ、団子が浮き上がってきたら、そこからさらに1分ほど茹でる。火を止め団子をすくいとり水に放つか、団子同士がくっつかないようにクッキングシートなどに出して冷ましておく。
4.手で触れるくらい粗熱が取れたら、4個ずつ串刺しにする。焼かない場合は、団子にこのままたれをかけていただく。
5.4の団子を、サラダ油を薄く塗ったフライパンで焼き目がつくまで両面焼く。これに、たれをかけていただく。
【ポイント】
たれをかけるときは、大きめのスプーンなどで上から多めにかけるときれいに仕上がります。
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もちもち!お店みたいなみたらし団子
ふんわりやわらか白玉豆腐のみたらし団子
白玉粉と豆腐だけで作れるお団子は冷めてもかたくなりづらく、ふんわりとやわらかい食感です。水分調節をしなくていいので作りやすく、初めてでも失敗しづらいレシピです。
【材料(お団子16個分)】
白玉粉 100g
絹ごし豆腐 110g
A砂糖 大さじ3
A醤油 大さじ1
A水 大さじ3
A片栗粉 小さじ1
【作り方】
【下準備】
Aは小鍋に入れて砂糖と片栗粉をよく混ぜ溶かし、火にかける。絶えず混ぜながら加熱し、透明感が出てとろみがついたら火を止める。
1.ボウルに白玉粉と豆腐を入れ、ひとまとまりになるまでこねる。
【ポイント】
木綿豆腐でも作れますが、うまくまとまらない場合があるかもしれません。その場合は、5~10gを目安に、様子を見て増やしてひとまとまりにしてください。
2.鍋にお湯を沸かしておく。
1を16等分に丸め、沸騰したお湯の中に入れて団子が浮き上がってきたら、そこからさらに1分ほど茹でる。火を止め団子をすくいとり水に放つか、団子同士がくっつかないようにクッキングシートなどに取り出す。
3.器に盛り付け、みたらしのたれをかけていただく。
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ふんわり柔らか白玉豆腐のみたらし団子
白玉団子は焼いたもの、焼かないものとで食感が違ってくるのでぜひ両方試してご家族のお好みのもので美味しく召し上がってくださいね。
お団子作りはこねたり丸めたり、お子さまと一緒に楽しめます。ぜひ手作りの楽しさ、美味しさを味わってみてください。
これまでにご紹介した【何度も作りたい定番レシピ】はこちら
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