レシピサイトNadia
    副菜

    常備菜にしたいザワークラウト。

    • 投稿日2022/02/21

    • 更新日2022/02/21

    • 調理時間360(常温で1週間程度)

    きざんで、揉んで放置するだけでとびきり美味しいザワークラウトが作れます! プクプク泡立ち、発酵する過程はまさに生き物を育てる感覚で楽しみながら作れます。 心地よい香りと酸味は食べていて体が元気になるのが実感できます!! そのままでも、煮込みや炒め物にしても使い道はさまざま。 乳酸菌の効果でお腹の調子が整ったり、免疫力向上も期待できますので日々の腸活にもおすすめです。

    材料作りやすい分量(今回はセラーメイト1L容量の密封瓶を使用)

    • キャベツ
      1玉(1玉947g)
    • 16~23g(せん切りにしたキャベツ重量の2~3%)

    作り方

    ポイント

    乳酸菌は空気が嫌いなので、なるべく触れさせないようにして発酵させます。落し蓋の代わりに外葉や、落としラップ、重石をしても良いです。 うまく発酵した時は爽やかな酸っぱい香りがしますが、腐敗臭や食べてみて舌がピリピリするような仕上がりになった場合はうまく発酵できなかったと考えられますので食べるのを控えた方が良いです。

    • 保存瓶や使用するボウルは煮沸消毒しておきます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の下準備
    • 1

      キャベツはよく洗い、外葉を取っておきます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程1
    • 2

      キャベツは4等分に切り、芯を除いてからせん切りにします。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程2
    • 3

      切り終わったキャベツの重さを計り、その2~3%の塩を用意します。 今回はせん切りキャベツの重さが793gでしたので23gの塩を用意しました。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程3
    • 4

      塩をふり入れ、握るようにもみ込みます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程4
    • 5

      塩が全体になじむまでもみ込んだら、しんなりして水分が出てくるまで10分程置いておきます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程5
    • 6

      ボウルを傾けてキャベツから水分が出てきているかチェックしてから瓶に詰めます。 詰めながら握りこぶしにして中にプレスするように押し込みます。 ボウルに残った漬け汁も残らず瓶に入れます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程6
    • 7

      外葉を瓶の大きさに折りたたみ、落し蓋にしてのせます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程7
    • 8

      せん切りキャベツが空気に触れないよう外葉を漬け汁に沈むようにぎゅっと押し込みます。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程8
    • 9

      軽く蓋をのせて常温で1週間から10日程発酵させます。 室温が低すぎると発酵に時間がかかります。 直射日光を避け、なるべく室温が一定になる場所が安心です。 ※今回は平均18℃前後の場所で8日程発酵させました。

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程9
    • 10

      室温にもよりますが、漬けて2日程で泡が上がってきます。 写真は漬けて8日目。 漬け汁は濁り、爽やかな酸っぱい香りがします。 発酵期間の目安は長くて3週間ほど。 保存瓶にめいっぱい作った方は漬け汁があふれてきますので下に受け皿を置いておくと安心です。 少し食べてみて好みの漬かり具合になったら冷蔵庫で保存します。(冷蔵庫でも発酵がゆるやかに進みますので10日程で食べきるのが良いと思います。)

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程10
    • 11

      ザワークラウトを使ったおすすめレシピはこちら。 https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/431982

      常備菜にしたいザワークラウト。の工程11
    レシピID

    432002

    質問

    作ってみた!

    関連キーワード

    「作り置き」の基礎

    「キャベツ」の基礎

    がまざわ たかこ
    • Artist

    がまざわ たかこ

    料理家・郷土料理研究家・調理師

    料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。

    にゃでぃあのおすすめ!
    「料理家」という働き方 Artist History