体を滋養し、元気をチャージする参鶏湯。薬膳では気を徹底的に補う効能があります。 仕事が忙しい時、気をつかう新学期、夏バテの時、季節の変わり目、風邪が流行する秋冬などにおすすめ。煮込むだけなので、手間いらずです。
棗や毛人参が手に入らなかったら、入れなくても作れます。代わりににんにくを丸ごと1~2個入れて下さいね。 スープ代わりに4人で食べる分量です。メインで食べる場合は、肉などは倍量で、水の分量を調整してください。
毛人参はさっと水にくぐらせて、汚れを落とし、水(800cc)と一緒に小鍋で水に浸す。
鶏肉は骨に添って包丁を入れて、切り込みを入れる。 (加熱時間の短縮と、うまみをスープに移すため)
鶏肉を小鍋に入れて火をつけ、沸騰したらアクをとる。
②の鍋のアクがとれたら、③を加えて、再沸騰したら弱火で30~40分煮る。 とちゅう干ししいたけは、石づきをとって、1/4にカットしてください。
塩を加えて味を調える。
お好みで、針生姜、小ねぎ、こしょうを添える。 夏場や風邪予防なら生姜や大葉、寒い時は山椒や黒こしょうネギがおススメです。
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お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。