比較的皮がしっかりした緑ナスですが、果肉は火を通すととろっとろになります。 せっかくなのでその皮を器にして、肌寒い季節の心と体にじんわり染みる、とろんととろけるグラタンに♡ お好みでベーコンをツナや鶏肉、しめじを他のきのこに変えてもok。 ※オーブンがなくても、トースター、魚焼きグリル(高さ注意)でも作れます。その場合、ナスの器が焦げないようにアルミ箔で底を包むなどの調整をしてください。
※普通の紫なすでも出来ますが、皮が柔らかい分焼き上がりでクタッとなりやすいため、アルミ箔で支えを作ってあげると具材が漏れづらく、食べやすくなります。 ※器を作る際、皮に貫通しないようにナスのカーブ、深さを意識して切れ目を入れます。不安があれば、浅め浅めで始めて、残りは少しずつ小さめのスプーンで削ぐようにしたら失敗しづらいと思います!
ご家庭のオーブンに合わせたタイミングで200℃に設定しておいてください。
フライパンを弱火で熱し、バターを溶かして玉ねぎ、ベーコンを炒める。
緑(青)ナスの器を作る。 縦半分に切り、包丁でくるりと皮の内側、縦横格子に切れ目を入れスプーンで果肉を取り出す。
取り出した果肉は塩水(分量外)に浸しておく。 ※器にするナスも、水を入れておくと変色しづらくなります。
玉ねぎとベーコンを炒めているフライパンに水気をしっかり切ったナス、しめじを加えて中火で炒め、火が通ったら小麦粉を入れてサッと混ぜる。
牛乳を加えて弱めの中火に火を落とし、よく混ぜ合わせてとろりとなめらかになったところで火を止め、塩コショウを加える。 ※ここで味見をして、ちょうどいい塩加減に整えてください。
ナスの器に具材を詰め、シュレッドチーズ(お好み量)とパン粉(適宜)をのせ、200℃のオーブンで20分焼いたら出来上がり。パセリはお好みで散らしてください。
※補足 ナスはアルミ箔で枕を作り、高さを平行にしてから具材を詰めます。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」