甘みもうま味もグッと引き立つ!ほどよい酸味のレモン鍋
レモン鍋とは、レモンを皮ごと使用する鍋料理で、いつもの鍋に輪切りのレモンをのせてコトコト煮るだけ。レモン生産量の多い広島県が発祥とされています。
実はこのレモン、シンプルに酸味を加えるだけじゃないんです。試しにレモンを加える前と後で、味比べをしてみてください。爽やかな酸味がプラスされたことで、素材の甘みやうま味がグッと引き立っていることに驚かされます。
淡泊な食材やスープはうま味を引き立て、コクの強い食材やインパクトのあるスープはさっぱりさせる、いいことづくめのレモン鍋。味付けや具材選びにルールはありません。美味しいレモン鍋を堪能した後は、〆で最後の一滴まで味わい尽くしましょう。今回は、おすすめのレモン鍋レシピ4品と、それぞれに合う〆を併せてご紹介します。
お気に入りがきっと見つかる!おすすめレモン鍋&絶品〆4選
「コンソメ×レモン」で爽やかなうま味に♪山盛りキャベツと水餃子のレモン鍋
市販の冷凍水餃子を使ったお手軽レシピ。キャベツ・にんじん・玉ねぎなど、いつも冷蔵庫にある野菜をこんもり山盛りにして、「コンソメ&レモン」でいただくホカホカ鍋です。ひき肉のうま味とたっぷり野菜の甘みが、爽やかなレモン風味と絶妙にマッチして「冷凍の水餃子がこんなに美味しくなるなんて♪」と感動すること間違いなしです。
【主な材料】
キャベツ
にんじん
玉ねぎ
しめじ
水餃子(冷凍)
レモン
コンソメ
〆は中華麺がおすすめです。お好みで粉チーズやバターでコクとまろやかさをプラスして召し上がれ。
●詳しいレシピはこちら
『山盛りキャベツと水餃子のレモン鍋』
和の風味とも相性抜群!鰹だし香るミルフィーユ・レモン鍋
白菜と豚肉を重ねて鍋に敷き詰める、人気のミルフィーユ鍋。鶏だし・コンソメ・トマトなどいろいろな味付けと合う万能選手ですが、私の一番のお気に入りは「鰹だし&レモン」。ほっこり和風だしを、ほどよい酸味がキリリと引きしめ、さっぱりパクパクいけちゃいます。
【主な材料】
豚肉(バラ薄切り)
白菜
レモン
鰹のだし汁
しょうゆ
塩
残ったスープは繊細な味わいなので、〆はクセのないそうめんやひやむぎがおすすめです。溶き卵を加え、刻んだ小ねぎを散らして召し上がれ。
●詳しいレシピはこちら
『鰹だしのミルフィーユ・レモン鍋』
辛味とうま味のバランスが◎!ペースト不要のトムヤムクン風レモン鍋
冬も食べたいエスニック。こちらはペーストやハーブは使わずにできる、トムヤムクン風の赤いレモン鍋です。辛味と酸味とうま味がバランスよく味わえるスープで、凍える体もすぐにポッカポカに♪ カイエンペッパーの分量を調節すればお好みの辛さにできますよ。
【主な材料】
むきえび
鶏肉(もも)
豆苗
豆もやし
レモン
鶏ガラスープの素
ナンプラー
パプリカパウダー
カイエンペッパー
パンチのあるスープなので、〆は食感も風味も楽しめるうどんがおすすめです。細麺や乾麺を選べば、トムヤムフォーのようなニュアンスを楽しめます。
●詳しいレシピはこちら
『ペースト不要!トムヤムクン風レモン鍋』
「コンソメ×牛乳」でほっこり♪たらと冬野菜のレモンミルク鍋
たっぷり冬野菜でカラダリセット! ほんのり甘いたらと野菜に、「コンソメ&牛乳」にレモンの爽やかな酸味をプラスしたスープがよく合います。トコトン優しい癒し系スープで、体の芯からじんわり温まり、冷えた体がほっとする一品です。
【主な材料】
たら
白菜
じゃがいも
にんじん
ブロッコリー
レモン
コンソメ
牛乳
〆はリゾットがおすすめ。ご飯をさっと混ぜ、お好みで黒こしょうを振って召し上がれ。
●詳しいレシピはこちら
『タラと冬野菜のレモンミルク鍋』
単なるトレンドではなく、冬鍋の新たな定番として定着したレモン鍋。和風、洋風、エスニック、意外なミルク鍋、クセなくさっぱりとしているので幅広くアレンジできる万能選手です。お好きな具とお好きな味付けで、この冬自由に楽しんでみてください。
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