白菜と豚肉を重ねた、人気のミルフィーユ鍋。 鶏だし・コンソメ・トマトなどいろんな味付けと合う万能選手ですが、私の一番のお気に入りは「鰹だし&レモン」。 ほっこり和風だしを、ほどよい酸味がキリリと引きしめ、さっぱりパクパクいけちゃいます。
煮込んだレモンの皮は、苦みもなくおいしくいただけます。抵抗ある方は、皮をむいた輪切りでお試しください。
レモンは薄い輪切りにします。
白菜は1枚ずつはがし、豚肉(バラ薄切り)と交互に4~5段ずつ重ねます。 ざくっと5cm幅にカットし、鍋に敷き詰めます。
A 鰹のだし汁600cc、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1/2を混ぜて注ぎ、レモンを並べます。 中火にかけ、沸騰したら火を弱めて15分ほど煮ます。 白菜が柔らかくなったら出来上がり。
残ったスープは繊細な味わいなので、シメはそうめんやひやむぎがオススメです。 溶き卵を加え、刻んだ小葱を散らして召し上がれ。
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加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2018年 3位入賞。 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか