札幌風スープカレーの一番のポイントは、旨味とスパイス。でも、スパイスをいろいろ揃えるのはちょっと大変。そこで!カレー粉だけでも深みのあるスパイス感を演出してくれる、秘密の隠し味をご紹介します。
純カレー粉を使用しました。調理済みのパウダーや塩入りを使用する場合は、調味料の分量を調節してください。 たっぷりのショウガとニンニクをすりおろして加えることで、スパイスを省略してもインパクトと深みのあるカレーに仕上がります。
鶏肉(手羽元)は骨に沿って切り込みを入れ、骨まわりの肉をそぐようにして骨がむき出しになっている状態に。 全体にA 塩小さじ1/2、黒コショウ少々をふり、下味をつけます。
鍋に油少々を加えて中火で熱し、1を加えます。 途中返しながら5~6分、表面にこんがり焼き色がついたら一旦取り出します。
タマネギをみじん切りにし、鍋に残った油でしんなりするまで炒めます。
B トマトピューレ100g、カレー粉大さじ2、コンソメ1個、塩小さじ1/2、水600ccを加え、煮立ったら軽くアクをすくいます。 2の手羽元を戻します。
ここで秘密の隠し味! たっぷりのショウガとニンニクをすりおろして加えます。 蓋をして弱火で30分煮ます。
野菜は別調理します。 ピーマン・パプリカ(黄・赤)は種をとって1cm幅にカット、ナスは縦半分に切り、皮に格子状の切り込みを入れます。 しめじは小房に分け、茶色く変色した部分だけを切り落とします。
別鍋または小さめのフライパンに、サラダ油を加えて中温に加熱。6を加え、素揚げします。 生食できるピーマン・パプリカは30秒ほどのさっと揚げ、しめじ・ナスはこんがり色づくまで2~3分、水分の多いナスは最後に揚げます。
器に5を盛りつけ、7をトッピング。ごはんを添えて出来上がり。
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2019/06/27 20:57
2019/01/09 14:08
加瀬 まなみ
スペイン料理研究家
埼玉県熊谷市出身。両親在住時スペインにて家庭料理を学び、スペイン料理を中心に料理研究家として活動。メディア・イベント出演、出張シェフ、撮影監修、料理教室、レシピ開発のほか、All Aboutスペイングルメガイド、ippinキュレーターなど執筆活動も行う。 全国タパス選手権 2023年 優勝 審査員最高得点賞 受賞 著書:フライパンひとつでできる絶品パエリア(TATSUMI MOOK)、5分でできた!シリーズ 全7冊(角川SSC)、2stepレシピお米でつくるたのしいごはん(東京地図出版)、月刊いちばんやさしいスペイン料理(miilマガジン)ほか