春爛漫、薄紅色の季節。風に舞い散る花びらの儚さを想い、『食』のカタチに残そうと表現しました。 桜餅からインスピレーションを受けて、桜の塩漬けをドレッシングにし、豆の甘さを活かしたサラダに。桜の葉の塩漬けをプラスすれば、口の中にも桜の花が満開に。 色々なスタイルアレンジも効くので春の行楽にもオススメです。
桜の塩漬けを活かしたドレッシングを作ることがレシピの要。サラダ油やまろやか酢など桜の香りを消さない材料を選び、味付けも塩漬けの塩味を活かし、塩こうじで味を調えること。桜の葉の塩漬けがあれば、より風味がアップします。チコリーを器に見立てたり、ジャーに入れてお花見に持って行ったり。和えたミックスビーンズを潰してクリームチーズと合わせれば、小洒落たおつまみにも。アイデア次第で桜色の季節と楽しめますよ。
器にフリルレタス、春キャベツを盛り、ボウルでミックスビーンズ、チコリー、桜塩ドレッシングを和えて、その上に盛り付ける。桜の葉の塩漬けを塩抜きしてちぎって散らす。
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前澤 泰爾
長野県生まれ。 大学卒業後、メンズカジュアルブランドの販売員としてアパレル企業に就職。 ファッションコーディネートを学びながらも、料理の世界に興味を持ち、飲食業に転職。 都内飲食店にて調理業務に携わり、独学にて調理師免許取得。イタリア料理店、スペイン料理店、ハワイ料理店などの店長、料理長を経て、日々食材や料理、人と向き合う。 その後、今までとは違う角度や観点から料理の世界を学ぶため、祐成陽子クッキングアートセミナー54期生として、食に係わるコーディネート、スタイリングを学び、フードコーディネーターの資格を取得。