風味豊かなホワイトアスパラガスと生ハムを使ったリゾット。アスパラガスの皮から取ったスープを使うので、食材のムダもなく、抜群に香り良く仕上がります。旬の時期に一度は食べたい、春の絶品メニューです。
◆ホワイトアスパラガスは皮がかたいので、かなり上の方からむいてそれでスープを取りながら茹で上げます。この茹で方が、おいしく作る最大のポイントです。 ◆米を煮ていく時に水分が足りなくなったら、その都度、アスパラガスの茹で汁を加えて下さい。
ホワイトアスパラガスは根元を手で折り、穂先の少し下あたりから ピーラーで皮をむく。むいた皮は捨てずにとっておく。
鍋にアスパラガスの皮と[A]を入れて火にかけ、煮立ったらアスパラガスを 根元の方から入れて茹でる。その後、穂先も沈めて全体を8分程度茹で上げ、 火を止め、そのままフタをして置いておく。
玉ねぎはみじん切りに、マッシュルームは石突を取ってスライスする。
鍋または深めのフライパンにバターを溶かし、玉ねぎ、マッシュルームを炒める。 米も加え、米粒がしっかり透き通るまで炒めたら、ザルなどでこして アスパラの皮を取り除いた 2) の茹で汁をひたひたに注ぐ。
全体をひと混ぜし、煮立ったらフタをして弱火でしばらく煮込む。 米粒が膨らんできたら[B]を加え、時々底の方からかき混ぜながら 米がやわらかくなるまでまた煮る。
茹で上げたアスパラガスの穂先だけ飾り用にとっておき、 残りは1.5cm長さに切って 5) に混ぜ入れる。 塩で味を調え、アスパラの穂先と食べやすく切った生ハムをのせ、 削ったパルミジャーノ・レッジャーノを添える。
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庭乃桃
料理・食文化研究家
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / 文筆家 はじめまして、庭乃桃(にわの・もも)と申します。 どこの国の料理でも、食べたいのは しみじみ "おいしい!" と思えるごはん。 和のおかずから、洋食、エスニック、 本場ヨーロッパの家庭料理まで、 旬の食材や季節感を大切にした おいしいものが大好きです。 企業様向けレシピの開発や、 レシピ記事の制作、本やコラムを書く仕事を しています。 時々、翻訳、講演なども。 いろいろなレシピがあるので、 よかったらぜひのぞいていってくださいね!