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コロッケやグラタン、いろいろな料理に使える定番のホワイトソース(ベシャメルソース)。電子レンジで作ると、お鍋に比べてバターやミルクの風味は少し弱まりますが、それでもなめらかでやさしい味わいのソースが作れます。時短&少量からでも作りやすいのが◎
◆電子レンジはすべて、ラップなし・600Wの場合の加熱時間です。 ◆バターと小麦粉を合わせた時点では少量に見えますが、その後、レンジにかけると量がグンと増え、最終的には牛乳も入ってとろみもしっかりついてきます。耐熱ボウルはぜひ大きめのものをご用意ください!
バター、牛乳は冷蔵庫から出してすぐのものを使います。
大きめの耐熱皿にバターを入れ、電子レンジで3分加熱してやわらかくする。
1 に薄力粉をすべて加え、スパチュラで粉気がなくなるまで しっかり混ぜ合わせたら、 それを電子レンジで1分30秒加熱する。
2 に牛乳を少量ずつ(最初は大さじ1くらいから)加えていき、 そのつどなめらかになるまでしっかりと混ぜ合わせていく。
牛乳を全部注ぎ入れるとこんな感じです。 (牛乳シャバシャバ状態ですが、これでOK。)
4 を、さらに電子レンジで3分ほど加熱して、よくかき混ぜる。 塩・ホワイトペッパーで味を調え、余熱で全体をしっかりかき混ぜながら ムラなくなじませる。
このかたさだとコロッケ用です。 グラタンや煮込み料理など、お使いの用途に合わせて牛乳などで濃度を調整してください。
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庭乃桃
料理・食文化研究家 / 女子栄養大学 食生活指導士 / フードライター。 企業向けレシピの開発、スタイリング・撮影、 食関連の書籍・コラムの執筆、翻訳、 セミナーイベントへの登壇、講演など 幅広く活動しています。 ●旬の食材、季節感を大切にしたおかず ●ひと鍋で作れる欧風家庭料理 ●簡単エスニック 大学院でヨーロッパの歴史・文化を専攻、 現地に数年在住。日本食が食べたくて 食材や調味料にあれこれ工夫した経験や、 ヨーロッパの家庭料理・郷土料理を学ぶことで触れた 各国の食文化や食への取り組みなど、 レシピにも活かしていけたらと思います。 2020年、欧州連合(EU)の 食品・飲料プロモーション 「パーフェクトマッチ・キャンペーン」で、 EU食材×日本食材のマッチングによる 季節のオリジナルレシピを開発・監修。