グラニュー糖の量をできるだけ減らし、フレッシュな桃のおいしさを活かしたコンポートにしています。冷蔵庫で2~3日を目安に食べ切ってください。シロップにバニラビーンズ(1/2本分が目安)を加えたり、ラム酒やブランデー(レモンと同じタイミングで大さじ1杯が目安)を加えてもおいしいです。 お勧めの食べ方は「マスカルポーネとはちみつ、グラノーラのせ」(画像2枚目)、グラノーラのレシピはhttps://oceans-nadia.com/user/308373/recipe/392189
固くて熟れていない桃を使うと種と果肉がうまく剥がれず、きれいな半割りになりません。しかし熟れすぎていたり、傷みがあったりすると、変色しやすいです。固めの桃を買って常温でうまく追熟させ、適度な固さになったら作ってみてください。また、桃は皮に香りがあるので、すぐに剥かずに翌日取り除いてください。
桃のくぼんでいる部分に包丁を入れ、種に沿ってぐるりと1周、切り込みを入れる。両手で桃を優しく持ち、左右をねじるように動かす。種に繊維がくっついているとねじりにくいが、慎重に優しく行う。種はスプーンなどでくり抜くように取り除く。
シロップを作る。鍋に500mlの水とグラニュー糖を入れ、中火にかける。時々かき混ぜてグラニュー糖を溶かし、沸騰したら火を止める。
深めの容器(琺瑯がお勧め)に断面を上にして桃を並べる。熱いうちにシロップを容器に注ぎ入れる。桃に直接かからないように気を付ける。
レモン汁を加える。
キッチンペーパーで覆う。種をくりぬいた部分に空気が入っていると変色するので、ペーパーと果肉をしっかりと密着させ、桃がシロップにしっかり浸かっている状態にする。
粗熱が取れたら冷蔵庫に入れ、翌日皮をむく。皮は手で簡単に剥ける。
440499
こんどうとしえ
ドイツ語翻訳家として活動するかたわら、葉山で料理教室"Convivialite Cooking Lesson"を主宰。レシピ開発や商品PRを数多く手掛ける。語学力と食文化への深い造詣を活かして世界の郷土料理、郷土菓子を研究し、本場の味を身近な食材で再現できるレシピを開発。