美味しくて栄養満点!アーモンドで香ばしいスイーツを作ってみよう
アーモンドは、良質のたんぱく質や食物繊維、ビタミンEやミネラルなどがバランスよく含まれている栄養満点の種実。
成人女性の摂取目安量が1日に23粒ということから、1月23日が「アーモンドの日」と制定されたそうです。
そのまま食べたり、お料理にアクセントとして加えたりと、さまざまなアレンジができるアーモンドですが、香ばしい風味と食感は焼き菓子やチョコレート菓子などスイーツにも欠かせない食材のひとつですよね。
アーモンドを使用したスイーツは何といってもアーモンドの香ばしさが魅力。ローストしたアーモンドのカリっとした食感や独特の甘みはいいアクセントになりますし、アーモンドパウダーを生地に混ぜ込んだ焼き菓子はコクがあってしっとりと仕上がります。
アーモンドとひと口に言ってもホール、スライス、パウダーなどさまざまな形状で販売されていますので、まずは今回使用するものそれぞれの特徴をご説明しますね。
アーモンドの形状ごとの特徴を知って上手に使い分けよう!
ここでは、今回ご紹介するレシピで使用する、「ホール」「スライス」「ダイス」「ミルク」の4種類についてご紹介します。
【ホール】
粒そのままの「ホール」は、キャラメリゼしたりチョコレートをコーティングしたりと、アーモンドの香ばしさや食感をダイレクトに味わうことができるのが特徴。
形を活かしてクッキーやブラウニーのトッピングにするなど、さまざまなスイーツに使用されています。
【スライス】
「スライス」はパリッとした食感が特徴です。焼き菓子などの上に散らして焼いたり、ローストしたものはデザートのトッピングにしたりすることが多いです。
アーモンドをキャラメリゼしてクッキー生地にのせたフロランタンも、アーモンドスライスを使ったスイーツのひとつです。
【ダイス】
粒を細かく砕いた「ダイス」は、アーモンドの食感を残しつつ、生地に混ぜ込みやすいのが特徴。クッキーや焼き菓子に混ぜ込んで焼くのに重宝します。
また、トッピングに使っても食感がよくなるのでおすすめです。
【ミルク】
ここ数年でスーパーでもよく見かけるようになった「アーモンドミルク」はスイーツに使っても美味しくいただけます。
牛乳や豆乳をアーモンドミルクに置き換えるだけなので、手軽に取り入れることができますよ。プリンやゼリー、フレンチトーストにすると、香ばしいアーモンドの風味が加わって牛乳とはひと味違う美味しさを味わえます。
食感と香りが魅力!形状を活かしたおすすめアーモンドスイーツ4選
【ホール】バレンタインにもおすすめ!アマンドショコラ
アーモンドを香ばしくキャラメリゼしてから、チョコレートを少しずつ加えてからめて、仕上げにココアパウダーをまぶします。美味しく作るポイントは、チョコレートを少量ずつ加えてからめて、チョコレートの層を作ること。
キャラメリゼして、チョコレートを何度もからめて…と少し手間はかかりますが、アーモンドの香ばしい風味と上品な甘さはついつい手がのびてしまう美味しさです。材料も少なめなので、ぜひ試してみてくださいね。バレンタインのプレゼントにもおすすめです。
【主な材料】
アーモンド(ホール)
グラニュー糖
無塩バター
ミルクチョコレート
ココア
●詳しいレシピはこちら
『アマンドショコラ』
【スライス】生地にもトッピングにもアーモンドたっぷり!オレンジ香るパウンドケーキ
パリッとした食感が特徴のスライスアーモンドは、トッピング以外にも焼き菓子に混ぜ込んで焼くのもおすすめです。今回は生地にもトッピングにもたっぷりと使用しました。
バターは白っぽくふんわりとするまでしっかりと混ぜることがポイントです。生地に加えるアーモンドはフライパンで軽く煎ってから加えると香ばしさがアップします。味のアクセントにオレンジのドライフルーツを加えましたが、いちじくやレーズンなどお好みのドライフルーツでアレンジ可能です。
【主な材料】
アーモンド(スライス)
無塩バター
グラニュー糖
卵
薄力粉
オレンジ(ドライフルーツ)
●詳しいレシピはこちら
『アーモンドとオレンジのパウンドケーキ』
【ダイス】食感が楽しい♪アーモンドのアイスボックスクッキー
ほろ苦いココアクッキーと香ばしいアーモンドの相性が抜群のクッキーです。生地を棒状にして冷やし固めてから包丁で切って焼くので、クッキー型がなくても作ることができてお手軽です。
粉砂糖を使用したホロっとした軽い生地にアーモンドダイスを加えることで、楽しい食感に仕上がりますよ。今回は四角く成形しましたが、丸く形を整えてもかわいいです。
【主な材料】
アーモンド(ダイス)
無塩バター
粉砂糖
卵黄
薄力粉
ココア
●詳しいレシピはこちら
『アーモンドのアイスボックスクッキー』
【ミルク】ほんのり香ばしい後味がたまらない!アーモンドミルクのブランマンジェ
本来ブランマンジェは牛乳にアーモンドを加えて風味をつけて作るのですが、アーモンドミルクを使用することで手軽に作ることができますよ。後味にアーモンドの香ばしい風味がふんわりと香ります。
美味しく作るポイントは、アーモンドミルクを加熱するときに煮立て過ぎないことです。そのまま食べても美味しいですが、今回はお好みでいちごソースをかけていただきます。なめらかなブランマンジェと甘酸っぱいいちごソースは相性抜群! 見た目も華やかになるので、おもてなしにもおすすめです。
【主な材料】
アーモンドミルク
グラニュー糖
生クリーム
粉ゼラチン
いちご
レモン汁
●詳しいレシピはこちら
『アーモンドミルクのブランマンジェ』
生のアーモンドを使う場合は、そのまま生で食べることができないので必ず火を通してくださいね。ホールなら150度のオーブンで15~20分ほどローストしてから使用しましょう。スライスやダイスを少量使うなら、フライパンで乾煎りにするのが簡単なのでおすすめですよ。
形状が変わるだけで違った美味しさが味わえるアーモンド。今回ご紹介した組み合わせを少し変えて、クッキーにアーモンドスライスを混ぜ込んでみたり、パウンドケーキにアーモンドダイスを混ぜ込んでもまた食感が変わって楽しいですよ。ぜひ、お気に入りの組み合わせを見つけてみてくださいね。
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