凍ったまま食材を食べる魅力
食材を冷凍するのは保存のため、という方も多いと思います。もちろん冷凍することで食材をもたせることはできますが、冷凍の魅力はそれだけではありません。冷凍の魅力の一つが「凍ったまま食べる」ことです。
凍ったまま食べることで、生の食材にはない、涼しげで冷たい口当たりが生まれます。また冷凍することで繊維が崩れやすい食材もあり、そのような食材は解凍して食べるより、凍ったまま食べた方が食感がよくいただけることもあります。
さらに、夏バテして食欲がないときには、凍ったままの野菜を食べることもおすすめです。ただし、食べ過ぎてお腹を冷やさないように注意しましょう。
凍ったまま食材を食べるときの注意点
凍ったまま食材を食べるということは加熱調理をしない、ということ。つまり加熱による殺菌効果が期待できないので、冷凍する前の衛生管理に十分気を付けましょう。
鮮度の良いものを、しっかりと水洗いし、すぐに冷凍しましょう。もちろん調理する前には手洗いも十分行いましょう。
それではここからは、凍ったまま食べると美味しい食材とそのおすすめレシピをご紹介します♪
冷凍ミニトマトのフローズンマリネ
トマトは冷凍することでうま味が増えると言われています。ミニトマトなら、水洗いをするだけで冷凍できるので、とても手軽です。
冷凍したミニトマトをそのまま天然の野菜アイスとして、ほおばるのもおすすめです。凍っていてもカチカチにはならず、歯でかむことができますよ。
この冷凍ミニトマトにマリネ液やハチミツなどをかけて、涼しげなフローズンベジを楽しんでください♪
【材料】(2人分)冷凍ミニトマト…8個 オリーブオイル…大さじ1レモン汁(またはお酢)…大さじ1
詳しいレシピはこちらです
https://oceans-nadia.com/user/43558/recipe/161023
冷凍トマトのぶっかけ冷やしうどん
ざく切りにしたトマトを板状に平らにして冷凍すれば、色んな料理に活用できます。
凍ったままパキパキと折って、冷やしうどん、冷やし中華、そうめんなどのトッピングに使えば、手軽にトマトを使えます。
トマトのうま味が意外とめんつゆなどの和風つゆにも合います。
冷やし麺は野菜不足になりがちなので、色んな冷凍野菜をトッピングすれば、冷たさだけでなく野菜不足も補えますね!
【材料】(1人分)冷凍トマト…大玉1個分冷凍うどん…1玉キュウリ…1/4本大葉…1枚めんつゆ…適量
詳しいレシピはこちらです
https://oceans-nadia.com/user/43558/recipe/161029
冷凍パプリカのひんやりスティックサラダ
生でも食べられるパプリカは、冷凍して凍ったままでも食べられます。
フローズンなひんやり冷たい食感が新感覚です! 夏バテしやすい時期に野菜を冷たくして涼味を感じながら楽しんでください♪
【材料】(2人分)赤パプリカ…1/2個黄パプリカ…1/2個マヨネーズ…適量お好みで各種ディップ…適量
詳しいレシピはこちらです
https://oceans-nadia.com/user/43558/recipe/162068
冷凍アボカドのねっとりナチュラルアイス
美味しい食べごろの期間が短いアボカドは冷凍がおすすめ! ちょうど良い熟し具合で冷凍すれば、いつでも美味しいアボカドが楽しめます。
少しだけ解凍して、そのまま食べれば健康的なアボカドアイスになります。お好みでハチミツやオリーブオイルなどをかけて♪
【材料】(2人分)冷凍アボカド…1個ハチミツ…適量
詳しいレシピはこちらです
https://oceans-nadia.com/user/43558/recipe/161107
保存のためだけでなく、『調理』の一つとして冷凍を楽しんでください♪
凍ったまま食べる食材やレシピはいかがでしたか?
食べてみると、その食感や冷たさに新鮮な驚きを感じると思います。また、溶かし加減による味や食感の変化も楽しんでみてください。
冷凍の目的の一つは保存のためですが、それだけでなく凍ったまま食べることで、味や食感、涼しげな口当たりなどを加えてくれる『調理』の一つとして是非試してみてください♪
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