ストウブやル・クルーゼなど蓋の重いホーロー鍋を使って、硬くパサつきがちな鶏むね肉をしっとりジューシーに仕上げます。 この方法を知っていれば今回のネギソースだけでなく、棒々鶏やサラダチキンなど鶏むね肉料理の楽しみ方がグーンと広がりますね。
・保温性の高い鍋を使うのがポイントです。 ストウブやル・クルーゼ、シャスールなど蓋の重いホーロー鍋で作ると、長く優しい熱で加熱していくので、中心までしっかり火が入るのにしっとり柔らかく仕上がります。 *状態を確認して中心まで火が通ってなかった場合は、再加熱して召し上がってください。 *常温に冷ましてから召し上がるまで時間があく場合は、冷蔵庫で保存してください。 ・ネギソースは、お好みでラー油や豆板醤などの辛味を足しても美味しいです。 ・鶏肉のゆで汁は、スープにすると美味しいです。
・鶏むね肉の皮を取り除き自然塩を全体に馴染ませたら、15分ほど置いておく
ストウブなど蓋の重いホーロー鍋にA 水800~1000ml、日本酒50ml、生姜の薄切り1片分、ねぎの青い部分1本分を入れて中火にかける。 沸騰したら鶏むね肉を加え、再度沸騰させてから蓋をして火を止める。 常温になるまでそのまま冷ます。
B ねぎのみじん切り1本分、生姜のみじん切り2片分、ごま油大さじ2、醤油20ml、酢20mlを合わせてネギソースを作る。
行程1の鶏むね肉が常温になったら取り出して表面の水分を拭き取ってから、そぎ切りにして盛り付ける。 ネギソースをかけて、仕上げに粗挽き黒こしょうをたっぷり振ったら完成。
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高窪 裕美子
料理家・食空間コーディネーター 身体をきれいにするバランスの良い家庭料理と、シャンパーニュに合うおもてなし料理が得意です。 お料理が大好きで、さまざまなジャンルの料理を学んできましたが、たくさん学んで行きついた答えは、結局シンプルな調理法で素材を活かした料理が一番美味しくて身体に優しいということ。 美味しさを引き出す料理の基本を押さえた上で、出来るだけシンプルに作りやすいレシピを考案しています。 身体の中から美しくなるバランスの良い食事で、毎日の食卓が心豊かなものになりますように。 【食に関する資格】 料理技術検定証上級 食育インストラクター 【Diploma取得】 家庭料理、おもてなし料理、日本料理、フランス料理、イタリア料理、和菓子、洋菓子、天然酵母パン、シャンパーニュ、紅茶、テーブルコーディネート 【受賞歴】 テーブルウエアフェスティバル2012 テーブルウエア コーディネート部門 入選