いつも「お腹がすいた~」といっている、育ち盛りの子どもにつくる、定番のおやつです。 カリっとした皮の食感と、とろりと甘い餡の組み合わせは最高! みんなで食べると取り合いになってしまうのですが....あつあつで食べると口の中をやけどしてしまうので、注意してくださいね。 【薬膳メモ】 さつまいもは胃腸の働きをよくします。その結果、消化吸収(+排泄までの工程)がうながされることで、正しく栄養補給が行われて体が元気に!同時に、水分代謝や便通の改善にも期待ができます。 りんごにも胃腸を整える働きがありますが、こちらは潤いをつくるのが得意な食材。口の乾きや二日酔いの改善にもよいです◎
他の用途(定番ニラ餃子をつくった際)に余らせた餃子の皮をいつも冷凍保存しておき、おやつやおつまみとして楽しんでいます。使う30分前に常温に戻しておけばOK。餃子の皮は大判タイプの方が色々なものを包めてアレンジの幅が広がります。 ▼お酒のお伴には「柿とチーズ」もおすすめです◎ https://oceans-nadia.com/user/597063/recipe/423752
①さつまいもは皮をむく、リンゴは皮と種を取る、それぞれ8㎜~1㎝程度の角切りにする。 ②さつまいもはアクが出るので、しばらく水にさらしてからザルに上げる。 ③さつまいもを鍋に入れ、塩と水(分量外:100ml)を加え、フタをしたら中火にかける。沸騰してから5分加熱しておく。
さつまいもを煮た鍋にリンゴときび砂糖、シナモンパウダーを加える。水分が残っていなければ、大さじ1(分量外)を追加して、弱火で1分加熱。全体をよく混ぜ、さつまいもを軽くマッシュする。
餃子の皮(大判)を並べ、中央に1の餡をのせたら、お好みの形に餃子を包む。私は簡単に二つ折りです。
トースターの専用トレイにオーブンシートを敷く。包んだ餃子をのせたら、はけを使って裏表の全体にオリーブオイルを塗る。トースターで加熱。何度か上下を返して、美味しそうな焼き色がついたら完成です!
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おうち薬膳 村上華子
国際薬膳師|薬膳料理研究家│フードコーディネーター ヨガインストラクター│小学生男子のママ 薬膳とヨガの教室 【季結び庵(ときむすびあん)】主宰 私が薬膳の勉強をはじめたのは、子どもが3歳になった頃でした。ヨガインストラクターとして日々体を動かす生活を送っていたので、自分は健康だと過信していたのですね。育児に仕事、目の前の対応に追われて、自分の食事をおろそかにしていました。そのツケとしてやってきたのが、寝ても疲れが取れない極度の貧血。体は悲鳴をあげていました。どんなにヨガや運動をしても、体に必要な栄養を取らなければ、ガス欠の車と同じで走ることはできません。そこで取り入れたのが、薬膳の知恵でした。 <薬膳のアプローチはいたってシンプル> ・足りないものを補い ・不要なものは排出し ・つまりを巡らせる その時の体調にあわせて食材を選び、体を整えます。とはいえ「特別な食材が必要」「難しそう」というイメージはありませんか? 実は、スーパーなどで手に入る身近な食材で、無理なく作れるのです。 薬膳の理論では「すべての食材に効能がある」と考えます。その効能を最大限いかすためには、食材の組み合わせと、ちょっとした調理のコツを知るだけ。みなさんにお伝えする料理のレシピには、これらの知っておくと便利な【薬膳メモ】も紹介していきますね。 おいしく、かしこく食べて元気になれる薬膳ごはんを、まずは自分のために。そして、家族や大切な人のために作ってもらえたらうれしいです。