毎日のご飯作り、ちょっと目先を変えて、白ご飯が美味しく食べられるバラエティに富んだ献立のご提案です。 栄養のバランスも考え、また疲労回復や美容にも必須のクエン酸(酢など)も必ず使っています。 また3日目の中華丼、4日目のスンドゥブは、これから寒くなる季節にぴったりのメニューです。 育ち盛りの子供たちはがっつり満足、大人は食べ過ぎ注意、ご飯が足りなくならないよう気をつけてくださいね。
1日目
梅干し入りで甘辛く煮た鶏もも肉は、まさにご飯泥棒のおかずです。 お肉を食べる時は食物繊維もしっかり摂りたいので、ミネラルも多い切り干し大根を組み合わせました。 切り干し大根とわかめの酢の物は時間がたっても美味しいので、先に作っておいても良いでしょう。 鶏もも肉を煮る時間が8分ほどあるので、その間に味噌汁などを用意します。 野菜と一緒に罪悪感なくがっつりお肉を食べ、美味しいお味噌汁で締めくくる、しみじみとした定番ご飯です。
2日目
粒マスタードを使った甘辛味は、意外にもご飯に良く合います。 実はここで特におすすめしたいのは、副菜の大豆と根菜の煮込みです。 甘辛く煮詰めたほくほくの大豆と、ごぼうやれんこんでいくらでもご飯がすすみます。しばらく置いて味をなじませた方がより美味しいので、先に大豆と根菜の煮込みを作っておき、鮭は焼き立てをお召し上がりいただけるよう、タイミングをはかってください。
3日目
気温が下がってきた日に、たっぷりのしょうがを使ってあんかけにした、心も身体もぽかぽか温まる献立です。 スープの具材は、中華丼に使っていない卵とトマトを入れましたが、中華丼の残りの野菜など、おうちにある食材を活用していただければ良いと思います。 中華丼は最後の工程の、片栗粉でとろみをつける前まで準備しておけば、食べる直前に温めてとろみをつければ熱々がいただけます。
4日目
まず熱々のスンドゥブをいただき、残った汁の中に白ご飯をスプーンで落とし込んでいただきます。 旨みたっぷりの汁を吸ったご飯が最高に美味しく、鍋の中の汁気も全部吸い込んでしまうほど。 汁気がなくなりエコにもなります。 水菜とえのきのゆで汁はアクもないので先にゆでておいて、ゆで汁をスンドゥブに使うことも出来ます。
5日目
週末など時間に余裕がありがっつり食べたい時にぴったりの、台湾の定番、豚バラ煮込みご飯です。 豚ばらを煮込むのに30分程度かかりますが、しっかり煮たバラ肉でご飯がどんどんすすみます。 れんこんのはちみつ黒酢漬けは色々な料理のお供に使えるので、あらかじめたくさん作っておくと重宝します。
Yukiyo
スポーツを頑張る子供たちへの食でのサポートで、栄養バランスを考えた献立を長年作ってきました。 今では栄養バランスは外さず、家族の笑顔が増えるような華やかで心躍る食卓を心掛けています。 そのために日々の献立だけでなく、まだ見たこともない国内外の食材や調味料を探求し、世界の美味しい料理をおうちでも簡単にできるレシピを考案しています。 お料理好きな皆様には旅行気分で楽しみながら、料理にまだ慣れていない方にも上手にお作りいただけるよう、丁寧でわかりやすいレシピを目指して書いています。 レシピを通して、料理を作る楽しさ、そして美味しさを共有させていただければ、光栄です。 大阪市在住