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冬至の食べものといえば、「かぼちゃのいとこ煮」 乾燥の小豆から調理するのは、時間がかかりそうですが、小豆をから炒りすれば、茹でこぼし不要で短時間でできます。 圧力調理の時間を短めにして、圧力が下がるまでの余熱を生かすことで、煮くずれせず綺麗に作れます。 市販のゆであずき缶を使うと、甘くなりすぎますが、砂糖の量も好みで調節できるのがうれしいです。
使用する圧力鍋によって、加圧時間が異なります。 動画では、アサヒ軽金属のゼロ活力なべを使用して、 小豆を煮る時は「赤オモリ」、かぼちゃを加えた後は「白オモリ」と 使い分けています。 小豆はから炒りしてから煮ると、渋切り(ゆでこぼし)をしなくても、渋みが気になりません。 茹で時間の短縮にもなるので、おすすめです。 使用するかぼちゃは、よく熟したものを選んでください。 未熟なかぼちゃの場合は、素材の水分が多く、煮くずれしやすくなります。
小豆(乾燥)は洗ってザルにあげておく。 かぼちゃは大きめの一口大に切っておく。
圧力鍋に小豆の水気を切って入れ、中火にかける。 水分が蒸発してから2〜3分、 小豆の色が濃くなり、香ばしい香りがするまで、から炒りする。
水を加え、圧力鍋のふたを閉めて火にかける。
沸騰して圧力がかかったら、3分間加圧調理して火を止める。 ※ゼロ活力なべ 赤オモリ使用時 ※その他の圧力鍋の場合は、3〜5分を目安に加圧調理してください
圧力が下がるまで余熱でしばらく置き、圧力が下がったらふたを開ける。
砂糖・しょうゆを加えてさっと混ぜ、かぼちゃを並べ、ふたをして火にかける。
沸騰して圧力がかかったら、1分間加圧調理して火を止める。 ※ゼロ活力なべ 白オモリ使用時 その他の圧力鍋の場合は、1〜3分を目安にしてください
圧力が下がるまで余熱でしばらく置き、 圧力が下がったらふたを開けて、できあがり。
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2023/12/21 13:23
さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
圧力鍋協議会公認・圧力鍋研究家。圧力鍋のプロ 圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰 元、調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。 その経験を生かして、圧力鍋の魅力や、安全な使い方、 圧力鍋の使いこなし術などをお伝えしてます。