実は栄養満点!鍋やサラダ以外にも使える「水菜」
水菜は日本特産の野菜で、古くから京都で栽培されており、京野菜として知られています。本来の旬は12~3月ですが、今では通年スーパーに出回るようになりました。味にクセがないので、生食はもちろんのこと、鍋や煮物、炒め物など様々な料理に使われます。
水菜はほとんど水分で栄養がないと思われがちですが、実は栄養たっぷりの野菜。カロテン、ビタミンCが多く、さらにはカルシウムや鉄、食物繊維も豊富に含まれていて、栄養バランスのとれた野菜と言えます。毎日の食生活に取り入れることで生活習慣病の予防や美肌効果なども期待できます。
とはいえ、鍋やサラダに使うくらいしか調理法が分からない、水菜を1袋買っても全部使い切れない! という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、つい脇役になりがちな水菜をたっぷり使ったレシピをご紹介します。定番から変わりダネまで。水菜を徹底的に楽しみましょう!
水菜をシャキシャキのまま食べたい!
シャキシャキの食感が楽しい水菜ですが、冷蔵庫に入れておいたらしんなりしてしまった、なんてことありますよね。また、白い茎の部分が硬くて食べにくいと感じる方もいると思います。そこで、調理前の下ごしらえのポイントをいくつかご紹介します。
シャキシャキ感を活かすためのひと手間
水菜は時間が経つと茎や葉がしんなりしてしまいます。シャキシャキの食感を活かしたい時は、調理前に根元を水にしばらく浸けておくと、ピンとしてハリが出ます。
切り方にもひと工夫
料理の目的によっても変わってきますが、白い茎の部分が硬くて食べにくいと感じる方は、みじん切りにするのがおすすめです。サラダにする際もドレッシングと絡んで食べやすくなりますし、ご飯と一緒に炒めれば、お米と良く馴染んで、野菜嫌いのお子さんでも気付かないうちに食べてくれるはず!
塩もみでしんなり食べやすく!
食べやすい大きさに切った水菜をボウルに入れ、塩もみをして5~10分ほどおくと水分が出ます。しっかりと水気を絞ってしんなりさせるとカサが減って食べやすくなります。また、他の食材や調味料とも絡みやすくなります。
生食でも炒めても美味しい!水菜レシピ集
生食でシャキシャキの食感を楽しむレシピ
味にクセがない水菜はどんな調理法でも美味しく食べられますが、やはり水菜の特徴でもあるシャキシャキの食感を活かすなら、生食がおすすめです。
水菜と油揚げの香味醤油サラダ
食べやすい大きさに切った水菜に、こんがり焼いた油揚げとしらすを合わせたサラダです。シンプルですが、さっぱりとした水菜とジューシーで香ばしい油揚げがよく合います。また、ねぎやしょうがをたっぷり入れた香味醤油が食欲をそそります。水菜がモリモリ食べられる一品です。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/146271
水菜とサーモンの柚子胡椒カルパッチョ
水菜には、食品の臭みを取る効果もあるので、肉類や魚介類とも相性ばっちり! スライスしたサーモンに水菜をのせ、みじん切りにした茎の部分を散らして少しお洒落に仕上げました。色の組み合わせが鮮やかで食欲をそそります。おもてなしにもピッタリです。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/134986
水菜とホタテのわさび醤油カルパッチョ
サーモンのカルパッチョのサーモンをホタテにアレンジ。ホタテの白と水菜のグリーンが春らしく爽やかな見た目の一皿です。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/147449
水菜と鶏肉のマヨマスタードサラダ
水菜は肉類ともよく合います。レンジ加熱した鶏むね肉と水菜をマヨネーズとマスタードで和えたボリューム満点のサラダです。あっさりとした食材同士なので、マヨネーズを加えてコクを出し、紫玉ねぎを加えて彩りのアクセントにしました。トーストしたパンに挟んでも美味しいですよ。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/135089
シャキシャキ&カラフル!水菜のコールスロー
塩もみをしてしんなりさせた水菜に、カニかまとコーンを加えてカラフルに仕上げたコールスローサラダです。塩もみすることで水分が出て、カサが減るので水菜がたくさん食べられます。はちみつを加えてマイルドな味付けにしてあるので、子どもでも食べやすい一品です。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/147448
水菜と肉みその簡単のり巻き
味噌で味付けした豚ひき肉を、水菜とだし巻き玉子と一緒にのり巻きにしました。こってり味の肉みそとみずみずしい水菜が相性抜群です! 時間が経っても水菜のシャキシャキ感が続くので、これからのシーズンはお花見のお弁当などにもおすすめです。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/147452
油で炒めてカロテンの吸収をUPするレシピ
水菜に豊富に含まれるカロテンは、油と一緒に摂取すると体内への吸収が高まります。ごま油やオリーブオイルなどと炒める調理法もおすすめです。
水菜と豚ばら肉のチヂミ
豚ばら肉の入ったチヂミですが、水菜がたっぷり入っているのでさっぱりと食べられます。ごま油の風味が食欲をそそり、おつまみとしてもピッタリです。
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/135285
水菜としらすのチャーハン
水菜の茎の部分をみじん切りし、ご飯と一緒に炒めたさっぱりチャーハンです。みじん切りにするとご飯と絡みやすくなり、ぱっと見は水菜が入っているようには見えません。野菜嫌いのお子さんでも気付かずに食べてくれそう!
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/134994
水菜と桜エビのそうめんチャンプルー
水菜の茎の部分もそうめんと絡んで食べやすくなりますし、シャキシャキ感も残って食べ応えがあります。水菜の茎を入れることによってカサ増し効果があるので、ダイエット中の方にもおすすめです。パパッと手早く作れるので、忙しい日のランチや軽食にも◎
詳しいレシピはこちら
https://oceans-nadia.com/user/10254/recipe/147531
節約にも!水菜が主役のレシピを楽しもう
いつもは脇役になりがちな水菜を、今回は主役級の存在感で楽しめるレシピをご紹介しました。水菜は淡白な味わいなので色々な食材と相性が良く、またどんな調理法でも美味しく食べることができます。副菜から主菜、主食まで、普段の食卓にたっぷり水菜を取り入れてみてくださいね。
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