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    • 公開日2016/11/24
    • 更新日2016/11/24

    捨てないで!小松菜・ほうれん草にも勝る「大根の葉」の活用レシピ

    栄養たっぷりな大根の葉をおいしく食べましょう! 青々とした大根の葉は、ビタミンやミネラルの宝庫。美味しいレシピと保存方法を知れば、大根を丸ごと味わえます! 捨ててしまうにはもったいない、栄養たっぷりの大根の葉の活用法を伝授します。

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    捨てないで!小松菜・ほうれん草にも勝る「大根の葉」の活用レシピ

     

    小松菜・ほうれん草にも勝る!大根の葉の栄養

    青菜と言ったらまず思い浮かぶのが小松菜とほうれん草ですよね。この2つの野菜は、鉄やカルシウム、ビタミンCなどが豊富です。

    小松菜やほうれん草は給食などにもよく登場する野菜なので「身体に良い」ということが浸透していると思います。しかし、この2つの野菜にも負けないのが大根の葉なんです! 下のグラフを見ると一目瞭然。

    ビタミンC、鉄、カルシウム、食物繊維、すべてにおいて小松菜やほうれん草より大根の葉の方が上とはおどろきですよね。

    ビタミンCはコラーゲンの生成を促して健康な肌を保つ働きや、免疫力を高める働きがあり、寒くなる季節にはしっかりと摂りたい栄養素です。

    鉄分は造血作用があり、カルシウムは骨の主成分ですが、これらは日本人に不足しがちな栄養素と言われます。

    さらに、食物繊維も豊富に含まれているので、整腸作用効果も期待できます。

    栄養価が高い言われる小松菜やほうれん草よりも、さらに栄養価の高い大根の葉を捨てるなんて、とてももったいないことだったんです。

     

    冷凍もできる!大根の葉の保存方法

    葉つきの大根を買ってきたら、冷蔵保存する場合でもすぐに葉と根の部分を切り分けます。

    葉をつけたまま保存すると根から葉の部分に水分が吸い取られてしまうんです。ですから、葉の付け根1cmくらいのところを切り離しましょう。

    2~3日で葉を食べる場合はキッチンペーパーなどに包んでビニール袋に入れ、そのまま冷蔵庫に入れておいてもOKです。

    冷凍保存する場合は1~2分下ゆでし、ざく切りやみじん切りにしてからラップで包むか保存袋に入れて保存しましょう。1ヶ月ほど保存できます。使用するときは冷凍のまま使用できるので、オススメです。

     

    大根の葉の活用レシピ

    大根の葉は小松菜やほうれん草と同じように使用すれば◎。ですが、ほうれん草のような下ゆでは不要です。電子レンジを使えば時短調理も可能ですよ。

     

    大根の葉の白和え

    【材料(2人分)】
    大根の葉…1/2本分
    木綿豆腐…1/2丁
    にんじん…1/2本
    しめじ…1/4株
    A 薄口醤油…大さじ1
    A 砂糖…大さじ1/2
    A マヨネーズ…小さじ1/2
    A 顆粒だし…小さじ1/2
    A すりごま…大さじ1

    【下準備】
    ・大根の葉をざく切りに、にんじんを千切りに、しめじをほぐしておく
    ・木綿豆腐をキッチンペーパーで包み、耐熱皿にのせて電子レンジ600Wで2分加熱する

    【作り方】
    1. 耐熱ボウルに大根の葉、にんじん、しめじを入れて、ふんわりとラップをし、電子レンジ600Wで3分加熱し、水気を切る。
    2. ボウルにA、木綿豆腐を崩しながら入れて混ぜる。1を加えて和え、器に盛る。

    詳しいレシピはこちら「大根の葉の白和え」

     

    大根の葉の和風炒め

    【材料(2人分)】
    大根の葉…1/2本分
    油揚げ…1/2枚
    めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ1
    ゴマ油…適量
    すりごま…適量

    【下準備】
    ・大根の葉をざく切りにし、油揚げを短冊切りにしておく

    【作り方】
    1.フライパンを熱し、ゴマ油を入れて、大根の葉と油揚げを加えて中火で炒める。
    2.大根の葉がしんなりしたら、めんつゆ、すりごまを加えて、サッと炒めて火を消し、器に盛る。

    詳しいレシピはこちら「大根の葉の和風炒め」

     

    大根の葉の使い方は無限大

    大根の葉は栄養が豊富。小松菜やほうれん草のように、さまざまな料理に使うことができます。大根の葉もぜひ毎日の食卓の定番にしてみてくださいね。

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    このコラムを書いたArtist

    若子みな美
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    若子みな美

    管理栄養士・減塩料理家 レシピ開発、料理・美容・栄養など食に関する記事の執筆や監修、料理写真撮影、栄養計算などのお仕事をしています。 病院や学校給食に従事した経験を活かし、食に関してトータルコーディネートを行う。 『栄養バランス × 味 × 見た目』を3つが揃った減塩レシピ、時短簡単レシピの開発を得意とする。 見た目からの料理の美味しさを極めるため、祐成陽子クッキングアートセミナーへ通い、フードコーディネーターになるための知識・経験を得る。

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