なめらかでクリーミーな味わいのマッシュポテト。パンに付けたり、お肉料理に添えたりと、脇役ながら存在感のある一品です。シンプルな材料で簡単に作れるのも嬉しいですね。チーズをのせてグラタンにするなど、リメイクも楽しめるので、是非試してみてくださいね。
じゃがいもは粘質のものより、マッシュしやすい粉質のものを使うのがおすすめです。スーパーなどでは男爵イモ、キタアカリ、ベニアカリなどの品種が売られていると思うので参考にしてみてください。牛乳の代わりに豆乳でもOKです。生クリームを使うとリッチな味わいになります。 一度に食べきれない場合は1ヶ月ほど冷凍保存もできます。ただし、水分が出やすく食感や味も劣化しやすいので、短時間で解凍し、鍋で再度加熱するのがおすすめです。
じゃがいもは皮をむいて一口大に切る。
じゃがいもを鍋に入れ、じゃがいもがかぶるくらいの水を加える。
1を中火にかけ、沸騰したら弱火にして10分ほど煮る。じゃがいもに竹串を刺してみてスッと通るくらい柔らかくなったら火を止める。
鍋に残っている水を捨てて再度中火にかけ、鍋をゆすりながら水分を飛ばし、粉ふきいもにする。
3を火からおろし、熱いうちにマッシャーやフォークなどでマッシュする。
4にバター(有塩)を加えて混ぜ合わせる。
5に牛乳を加えて滑らかになるまで混ぜる。(牛乳は一度に加えず、少しずつ加えてお好みのなめらかさになるまで量を加減してください。じゃがいもの品種によっても変わってきます。)
塩で味を整えて器に盛り付ける。 お好みでパセリのみじん切りやブラックペッパーをふってお召し上がりください。
マッシュポテトが余った場合は、リメイクして楽しむのもおすすめです。市販のミートソースやトマトソースを掛けて、チーズをのせてこんがりと焼いてグラタン風にしても◎。
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楠みどり
野菜ソムリエプロ・フードコーディネーター・幼児食インストラクター
野菜ソムリエプロ、フードコーディネーター、幼児食インストラクター。レシピ開発やコラム執筆、フードスタイリングなどの仕事をしています。子どもに伝えていきたい、ほっと和む家庭料理や子どもと一緒に楽しめるおやつを提案しています。今後は親子料理教室や食育活動にも力を注いで行きたいと思っています。 2008年 野菜ソムリエ(中級)取得 2009年 祐成陽子クッキングアートセミナー卒業 2017年 幼児食インストラクター取得