茹でた(または蒸した)鶏肉に、たっぷりとごまだれをかけた「棒棒鶏(バンバンジー)」。四川料理のひとつで、鶏肉を棒で叩いてやわらかく調理したことから、棒棒鶏と呼ばれるようになったそうです。
日本では、鶏肉のほかきゅうりやトマトなど、野菜と合わせてサラダ感覚で食べるのが定番ですよね。暑さが続くこの季節にぴったりのメニューではないでしょうか?
今回は鶏ささみを使い、手作りのごまだれを合わせた棒棒鶏の作り方をご紹介します。茹でた鶏肉はしっとりやわらか、濃厚なごまだれをかければお野菜もたっぷり食べられますよ。ぜひお試しくださいね!
基本の棒棒鶏(バンバンジー)の作り方
【材料(4人分)】
鶏ささみ 3本(150g)
きゅうり 1本
トマト(中玉) 1個
しょうが(薄切り) 3〜4枚
水 500ml
塩 小さじ1
酒 大さじ1
<棒棒鶏のたれ>
白ねりごま 大さじ2(36g)
醤油 大さじ2
酢 小さじ2
砂糖 小さじ1と1/2
ごま油 大さじ2
しょうが・にんにく(各みじん切り) 各小さじ1
長ねぎ(白い部分・みじん切り) 大さじ1
【作り方】
1.きゅうりは細切りにし、トマトはくし切りにします。鶏ささみは筋を取り除いておきます。
鶏ささみは筋なしのものを使うとよりお手軽です!
2.鶏ささみを茹でます。
鍋に水、塩、酒を入れて沸騰させ、鶏ささみとしょうが(薄切り)を入れます。再び沸騰したら火を止めて蓋をし、10分おきます。
鶏肉は茹ですぎるとかたくなる原因に。余熱でゆっくりと火を通すことでしっとりやわらかくなります。
鶏ささみを取り出し、粗熱が取れたら食べやすい大きさに裂きます。
3.棒棒鶏のたれを作ります。
器(またはボウル)に白ねりごま、醤油、酢、砂糖、ごま油、香味野菜(しょうが、にんにく、長ねぎ)を順に入れ、その都度よく混ぜ合わせます。一気に材料を加えて混ぜてしまうと分離してしまったり、うまく混ざらずに余計に混ぜる手間がかかってしまったりするので、材料を入れるたびに混ぜるのがポイントです。
4.盛り付けます。
皿にきゅうり、ささみ、トマトを順に盛り付けます。上から棒棒鶏のたれをかければ完成です!
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基本の棒棒鶏(バンバンジー)【ごまだれ・茹で鶏の作り方】
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いかがでしたか? 棒棒鶏の鶏肉は茹で時間も短く、ごまだれは調味料と香味野菜を混ぜ合わせるだけなので簡単! 肉と野菜の両方が摂れて、バランスが良いのも嬉しいですね。
ごまだれは棒棒鶏以外に、豚しゃぶサラダや温野菜のディップなどにも活用できますよ。美味しい棒棒鶏を食べて、まだまだ続く残暑を乗り切りましょう!
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