ステーキの焼き方の正解がわからない!?
おうちでもおいしいステーキを食べたい! そう思って作ってみても、焼くだけの料理のはずがいつも出来上がりがまちまち…ステーキの焼き方の正解がわからない…そんな悩みはありませんか?
今回はスーパーで買って来たパックの牛ステーキ肉と、ご家庭にあるフッ素樹脂加工のフライパンでおいしく焼けるステーキをご紹介します。
美味しいステーキを焼きたい!
ステーキはやはり牛肉絶対主義! 外はしっかり焼いて、中はジューシーに。柔らかくって肉のうま味もちゃんとする、そんな仕上がりに憧れますよね。今回は部位はなんでもOKの焼き方なので安心してくださいね。厚みは1cmくらいの、スーパーでよくパックで売られているものを使います。お肉屋さんで別注しなくても大丈夫です!
お肉のうま味が楽しめる!本当に美味しいステーキの焼き方
【材料】
牛ステーキ用肉 1枚(150g程度のもの)
塩 小さじ1/4
黒こしょう 少々
サラダ油 小さじ2(バターでも)
【作り方】
〈下準備〉
・牛ステーキ用肉は焼く20分前には冷蔵庫から出します。肉の内部にも程よく火が通るように、必ず冷蔵庫から出しておきましょう。
・水分を拭き取ります。肉料理は表面に水分が残っていると臭みやアクが気になる仕上がりに。これはステーキに限らずお肉料理の基本になります。これだけでおいしさUP!
・筋があれば、包丁の刃先で断ち切るように切ります。特にサーロインや肩ロースなどは筋があることが多いので下処理をきちんと。焼き縮みを防ぎます。
・塩、黒こしょうをふって10分程置きます。塩加減は「150gのお肉に小さじ1/4」と覚えておくといいですね。塩を振ると水分が出るので、ここでもう一度、味を取らない程度に軽く拭き取ります。
1.フライパンにサラダ油を入れて、しっかりと熱します。表面を焼き固めてうま味を閉じ込めるためにも、フライパンはアツアツに。油もしっかり熱します。
2.牛ステーキ用肉をフライパンに入れて、両面に強火で焼き色を付けます。
しっかりとした焼き色を付けながら、両面で3分でミディアム、2分でレアを目安にして加熱します。ここで、何度もひっくり返さずに、片面1回ずつ焼くようにしてくださいね。むらなく火が通ります。
3.火を消し、フライパンに入れたままアルミホイルをかぶせて、そのまま3分置きます。
ここが最大のポイント!
余熱を利用してじんわりと熱を入れます。ガスの場合は五徳などに置き、IHだと熱くなっていないコンロの部分に置くと火通りが安定しますよ。肉汁も落ち着くので、この工程は外さないでくださいね!
あとはお皿に盛り付けておいしくいただきます。
今回はサラダ油で焼きましたが、バターを使うとまた風味も変わります。焼くときにお好みで、ローズマリーなど生のハーブと一緒に焼いてもいいですね。ステーキ丼にしてもおいしそう!
焼き方POINTのまとめ
・お肉は20分前には冷蔵庫から出す。
・水分はしっかり拭き取る。
・フライパンと油はしっかりアツアツに。
・何度も返さず、焼き色しっかり。
・ホイルをかぶせて、ちょっと我慢して待つ。
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【基本】ステーキの焼き方
そのまま?わさび醤油?はたまた和風ソース?
そのままお肉のうま味だけで味わうか、岩塩やわさび醤油、デミグラスソースなどでいただくか…ソースも楽しみたいところですよね。おすすめのソースを2つご紹介します。
和風ソース
玉ねぎのみじん切り 15g
しょうゆ 小さじ2
みりん 小さじ2
酒 小さじ2
酢 小さじ1
材料を肉を焼いた後のフライパンに入れてひと煮立ちする和風の玉ねぎソースです。
クセがないので、お子さんにも大人にも。
コチュジャンソース
A コチュジャン 大さじ2
A 酢 小さじ8
A 砂糖 小さじ4前後
エキストラバージンオリーブオイル 小さじ4
ボウルでAを混ぜ、エキストラバージンオリーブオイルを少しずつ加えてよく混ぜます。
レタスやアボカド、トマトなどのサラダとステーキを一緒にこのソースで食べても美味しいですよ。お砂糖はコチュジャンの甘さで調整してくださいね。
これで、いつでもおうちで美味しいステーキがいただけます! 一度試してみてくださいね。
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