きくらげはきのこの1種
きくらげはきのこの1種です。干したクラゲや海藻のようなコリコリとした食感が特徴で、中華料理によく使われる食材です。
最近は生のものもよく見かけるようになりましたが、乾物を使うことが多いと思います。その場合はしっかり水で戻してから軽く洗い、硬い石づきの部分を取り除いて使いましょう。
きくらげに豊富に含まれている4つの栄養素
食物繊維
きくらげには、不溶性の食物繊維が豊富に含まれています。不溶性の食物繊維は、おなかの中で膨らんで腸を刺激し、腸の蠕動運動を活性化させます。その結果、便秘の解消などに効果が期待できます。
国が定めている「日本食事摂取基準2015」では、食物繊維の目標量を成人女性で1日18g以上としています。しかし、実際にこの量を摂るのはなかなか難しいところ。そんな食物繊維摂取に貢献してくれるのがきくらげです。
カリウム
カリウムは体内の水分バランスを整える働きや、むくみを予防する働きなどがあります。暑くて汗をよくかく季節は、体内の水分バランスが崩れやすくなるので、注意したいところ。
カリウムはきくらげなどのきのこや野菜など多くの食材に含まれているため、毎日バランス良く食べていれば不足の心配はないと言われていますが、偏食気味の方は注意が必要です。
ビタミンD
ビタミンDは体内の血中カルシウム濃度を調節して、骨を丈夫にする働きがあります。ビタミンDは、きのこ類や魚介類に多く含まれていますが、これらに比べて肉などにはあまり含まれていません。きのこや魚介類を食べる習慣がない方は、不足していないか注意しましょう。
鉄分
きくらげに鉄分が含まれている、と聞くとちょっと驚きですが、じつは豊富に含まれています。日本人の女性は、鉄分不足の方が多いと言われています。日々の食事で鉄分を摂取しようにも困っているという方もいるのでは? 鉄分の多い野菜やきのこなどは、どんな料理にもアレンジできるので、日々の料理に積極的に使ってみてくださいね。
きくらげを使った簡単おすすめレシピ
きくらげを使ったおすすめレシピをご紹介!コリコリとした食感がおいしいですよ。
きくらげとトマトの卵中華炒め
ふわふわ卵と、きくらげのコリコリ食感、トマトのうま味が美味しい主菜を作りましょう。ご飯にもお酒にも合いますよ。先に卵を炒めておけば、卵のふわふわをキープできます。
●詳しいレシピはこちら
きくらげとトマトの卵中華炒め
【レンチンで作れる!】無限きくらげ
お酒のおともにおすすめな無限きくらげ。レンチンで作れてとっても簡単です! 辛い味が得意な方は一味唐辛子などをかけるのも◎。
●詳しいレシピはこちら
お酒が進む。無限きくらげ
もやしときくらげのナムル
もやしのシャキシャキと、きくらげのコリコリの相性がGOODな副菜です。いつものもやしのナムルにきくらげを入れるだけで作れます。
●詳しいレシピはこちら
きくらげともやしのナムル
きくらげは栄養豊富で意外に使える!
いかがでしたか?きくらげの栄養やおすすめレシピを紹介しました。きくらげはとっても栄養価が高いきのこです。「今まできくらげを料理したことがない!」という方は、ぜひこの機会に、きくらげを取り入れてみてくださいね。
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