魚料理の作り置きにおすすめ!切り身魚の下味冷凍
切り身魚の下味冷凍とは、その名の通り、鮭や鯖、かじき、ぶりなどのスーパーで通年売られている切り身魚に、下味を付けて冷凍しておくことです。
冷凍する段階で味付けしておけば、味が染み込みやすくなり、魚の臭み予防にもなって良いことづくし!
食べる時には、凍ったまま煮たり焼いたりするだけで、解凍や調味の手間もないのでとっても手軽なんですよ。
気になる保存期間は、2週間くらいが目安です。下味冷凍する時には、冷凍した日を記入し、そこから2週間以内に食べきりましょう。
まずは定番から!下味冷凍で「鯖の味噌煮」を作ってみよう
切り身魚の下味冷凍で、まず作ってみてほしいのが鯖の味噌煮です。鯖と調味料を一緒に冷凍することで、味がしっかり染み込みますよ。解凍と煮込みを合わせた時間は、たったの10分! 慌ただしい平日にうれしい一品です。
【材料(作りやすい分量)】
鯖…1尾(2枚おろし)
味噌…大さじ3
酒…大さじ3
砂糖…大さじ3
しょうが…1片
水…100ml
【作り方】
1.鯖を半分に切り、皮目に切り込みを入れる。
2.表面の水分(ドリップ)を、キッチンペーパーで抑えて拭き取る。
3.冷凍できる保存袋に、鯖、酒、味噌、砂糖、千切りにしたしょうがを入れる。
4.空気を抜いて保存袋の口をしっかりと閉じ、冷凍庫で保存する。(この状態で2週間ほど保存可能です。)
5.食べる時は、凍ったままの鯖を、皮目を上にして調味料ごとフライパンに入れ、水を加えて弱火で10分ほど煮る。
●このレシピを保存する
『【下味冷凍】鯖の味噌煮』
煮るだけじゃもったいない!焼いてもおいしい下味冷凍レシピ
お弁当にもおすすめ!「照り焼き」の下味冷凍
魚料理と言えば「照り焼き」も欠かせないですよね。醤油、砂糖、みりんと一緒に冷凍すれば、簡単に照り焼きを作ることができます。今回ご紹介するかじきのほかに、ぶりなどももちろん◎。
照り焼きはご飯との相性も良いので、お弁当おかずにも良いですね。下味冷凍したかじきがあれば、忙しい朝でもパパっと作ることができますよ。
【主な材料】
かじき
みりん
醤油
砂糖
長ねぎ
●詳しいレシピはこちら
『【下味冷凍】かじきの照り焼き』
洋風の味付けもおいしくできちゃう♪鮭の香草焼き
下味冷凍と聞くと、味噌や醤油など和風のイメージが強いですが、洋風ももちろん作れます。酒とともに、おろしにんにく、パセリ、オレガノ、タイムなどのハーブを入れて冷凍するだけでOK!
焼く時には、バターを使うのがおすすめです。ハーブはお家にあるもので代用できます。できるだけさまざまなハーブを入れることで、風味豊かに仕上がりますよ。
【主な材料】
鮭
酒
おろしにんにく
パセリ
タイム
オレガノ
黒こしょう
バター
●詳しいレシピはこちら
『【下味冷凍】鮭の香草焼き』
「切り身魚の下味冷凍」で魚料理がグッと楽になる
いかがでしたか? 週末に切り身魚に下味を付けて冷凍しておくと、忙しい平日でも手軽においしい魚料理を食べることができます。
保存袋を使っているので、たくさん作っても冷凍庫の中でかさばらずに保存できます。衛生面を考慮し、生魚をそのまま入れて使用した保存袋は、繰り返し使わずに破棄するようにしてくださいね。
また、まとめて下味冷凍してしまえば、魚のトレーなど臭いが気になるゴミも一度に捨てられるので、キッチンの臭い対策にもなります。
とっても手軽で便利な「切り身魚の下味冷凍」を、ぜひ日々の食卓に取り入れてみてくださいね。
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