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イタリアンの巨匠、アルケッチャーノの奥田シェフが構築した料理理論『ゆで論』を用いたレシピです。 かなりしょっぱい湯でパスタを茹で、真お湯で塩を洗い流すという新しい茹で方。 こうすることで、食感が良く、ツルッと歯切れもよく食べやすいパスタに仕上がります。 茹で論パスタなら、オイルパスタをあえて乳化せず、オイルをまとわせるだけで美味しいごちそうパスタになるから不思議。 家族分の一度にたくさん作るパスタにもとっても便利な手法です。 とても奥の深い方法ですが、家庭でも真似しやすいようにレシピを考えました。 茹で論を知ってからは、我が家のパスタは全て茹で論で作っています♪
■レモン汁を加えたあとはレモンの風味が飛ばないように、あまり煮詰めないでください。 ■鶏肉の代わりに、ベーコンでも美味しく作ることができます。
お湯をケトルなどでたっぷり(1L)沸かしておく。 鍋(2L)の湯を沸かしておく。
鶏もも肉を一口大に切る。 にんにくをみじん切りにする。
フライパンにオリーブ油、にんにく、鶏もも肉を入れ炒める。
表面がこんがりして焼き色がついたら、生クリーム、塩を加えて鶏肉に火が通るまで弱火で3、4分煮る。 レモン汁を加えてよく混ぜる。
鍋の湯に塩を入れ2、5%の塩水にする。A 塩50g、水2L (2Lの湯に50gの塩を入れる) 表記時間より1分30秒ほど短くパスタを茹でる。
ザルでパスタの湯を切り、鍋の上で湯をかける。 鍋に落ちてきた湯をもう一度パスタにかける。 (2回真お湯で洗うことになる)
ソースの中へ茹で上がったパスタを入れ、よく絡める。 皿に盛り、黒胡椒と刻みパセリを振りかけて完成!
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福原ゆり
料理研究家
神戸在住 自宅料理教室「FUKUHARA KITCHEN」主宰。2人の子どもたちを育てながらお料理を作る毎日。 時間のない、子育て世代の方にも作りやすく、家族みんなが笑顔になるごはんを作っています。 世界の料理を研究中!日本で手に入る食材で本場の味に近づけるレシピを考えています。 簡単!楽しい!美味しい!レシピをどうぞ♪