旬が限られるたけのこですが、自家製の水煮を作れば長く楽しむことができ、常温で半年も保存することが出来ます。 市販の水煮は酸味が気になる事も多いですが、自家製だと味も風味もほぼ変わらずに味わえます!
長期保存するために、しっかりと煮沸消毒や脱気をします。 蓋が簡単に開いてしまう場合は脱気できていないので注意しましょう。
たけのこ(下処理したもの)を用意します。 生のたけのこから作業する方はまず<a href="/wordlist/アク抜き">アク抜き</a>をします。 詳しくはこちらをご覧ください。 レシピID409608 https://oceans-nadia.com/user/22477/recipe/409608
保存する容器を殺菌します。 大きめの鍋に清潔な布巾などを敷き、密封瓶とパッキンを入れ、かぶる程度に水を入れ火にかけます。 沸騰後5分ほど煮て煮沸消毒したら、清潔な布巾の上に取り出して乾かします。
たけのこを瓶の大きさに合わせて適当にカットします。
瓶にたけのこを詰めて、かぶる程度水を入れたらパッキンを挟んでふたを閉めます。
大きめの鍋に清潔な布巾をしき、その上に瓶をおいてかぶる程度に水を入れて強火にかけます。
沸騰後ブクブク煮立つ程度の火加減に抑えて40分程煮ます。 途中、中の空気が押し出されて蓋付近からポコポコ空気が抜けてきている様子が分かります。 ※水量が減ってきたら瓶にかからないように気を付けて水を足します。
熱くないようゴム手袋か専用のグラスリフターなどで瓶を取りだし冷まします。
うまく脱気できている密封瓶は留め具を外しても蓋を開けようとしても簡単に開きません。
開ける際はパッキンのつまみの部分をぎゅっと引っ張ると中に空気が入って開けられるようになります。
保存は常温で半年くらいです。なるべく冷暗所で保存するのが良いです。 上手く脱気できていなければ保存中に水が濁ってきますので注意しましょう。
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がまざわ たかこ
料理家・郷土料理研究家・調理師
料理家/郷土料理研究家/調理師 ホテルでの和食調理、保育園給食などに従事した経験から現在は 料理教室、レシピ開発、イベント講師、コラム執筆、小学校での食育授業など活動は多岐にわたる。 7年の旅行会社在勤中に目覚めた各地の料理や食文化の魅力にはまり郷土料理研究家の道へ。 作り続けたい定番の家庭料理や、地味だけどおいしい!な『心がほっこりするごはん』をモットーに身体も喜ぶ素朴なごはんを目指し活動している。