かぼちゃとアーモンドでつくった餡を包んだごま団子。 薬膳でかぼちゃは気を補ったり、体を温めて免疫力を高める食材です。 白ごまやアーモンド、もち米との組合せで、風邪予防や疲労回復に働きます。
かぼちゃの水分が多いと、まるくまとまりにくくなります。 多いようなら、一度加熱したあと少し置いて水分を飛ばし、再度温めて水分を飛ばしてくださいね。
かぼちゃは皮を落として、小さめのサイズにカットして、耐熱容器に入れる。 蓋またはラップをして、3分加熱する。
アーモンドパウダー、きび砂糖、シナモンを加えて、よく混ぜ、12等分して丸める。
白玉粉に水を加えてよく混ぜ、耳たぶの柔らかさくらいになるよう調整し、12等分して丸める。
白玉を手のひらで円形に広げて、かぼちゃ餡をのせて包む。
白ごまをまんべんなくつけ、丸く形を整える。ごまがつきにくいようなら、軽くぬらした手で表面に水分をつけると、ごまがくっきやすくなります。
揚げ鍋に油を3~4㎝入れて130~140℃くらいの低い温度に温め、⑤を入れて、ときおり転がして揚げる。 ふっくらして、ごまの生地の割れ目ができてきたら、火が入った合図です。
144132
お天気ママ
季節の食養生研究家 ・国際中医薬膳師 ・気象予報士 ・健康気象アドバイザー 2児の母 薬膳教室「ベジフルキッチン」主宰 薬膳親子コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」主宰 漢方の知恵を食事にいかした薬膳と、 季節や天気による体調変化を研究する生気象学をもとに、 日本の季節の食養生を提案する。 民間気象会社での勤務時代に従事した『ウェザー・マーチャンダイジング(気象情報を利用した販売促進)』業務をきっかけに、人の体や味覚が季節や天気によって変わることを知り、季節変化や天気変化に対応した食養生に興味を持つ。その後、北京中医薬大学日本校において薬膳を学び、現在は日本の気候にあわせた季節の食養生の提案をおもに行う。執筆、レシピ提供、コンテンツ作成のほか、自宅での料理教室や親子参加型の薬膳コミュニティー「季節の心と体をはぐくむ会」を主宰する。