【基本の和食。覚えておきたい、くり返し作りたい大切な味】 煮物の定番「筑前煮(炒り鶏)」です。鶏肉はさっと湯通しすると脂浮きせず、冷めてもほろりとほぐれて美味しいです。本みりんを仕上げにひとまわし。これで照りとコクがアップ。たまに丁寧に作る料理は、しみじみ美味しくてほっとします。お正月(おせち)、お弁当(作り置き)に。特に、根菜が美味しい冬におすすめです。
下準備
[乾しいたけ]…水2カップで戻し、石突きを切り落として半分に切る。もどし汁は濾す。
[鶏もも肉]…皮と脂を取り除いてひと口大に切る。熱湯にくぐらせ、表面が白くなったらザルに上げる。
[こんにゃく]…熱湯で2分ゆで、1㎝厚さのひと口大に切る。
[ごぼう]…泥汚れを洗い流し、ひと口大の乱切りにする。水に2~3分さらしたら水けをきる。
[れんこん]…皮をむいてひと口大の乱切りにし、水に2~3分さらしたら水けをきる。
[にんじん・絹さや]…にんじん(1㎝厚さの輪切り)は梅型で抜いて飾り切り(ねじり梅)にする。耐熱容器に入れ、浸る程度の水を加えて塩をふる。ラップをして電子レンジ(600w)で2分30秒加熱したら、絹さやを加えて更に1分加熱する。粗熱が取れたら湯を捨て、絹さやは筋を除く。
鍋にサラダ油を中火で熱してなじませ、一度火を止める(油ならし)。粗熱が取れたら鶏肉を入れ、全体に油をからめたら中火で点火して炒める。
こんにゃく、ごぼうを加えて炒め合わせる。
乾しいたけ、もどし汁、れんこん、A 酒大さじ3、本みりん、砂糖各大さじ2、しょうゆ大さじ5、顆粒だしの素小さじ1/2を加えてさっと混ぜ、落し蓋をして弱火にし、15分煮る。
にんじんを加え、本みりんをまわしかける。1~2分煮立てたら火を止め、フタをして粗熱がとれるまでおく。 器に盛り、絹さやを飾る。
■工程1…油ならしをすると、肉が鍋底に焦げつかなくなります。 ※あおじはいかが_2024年1月号掲載レシピ
レシピID:471746
更新日:2023/12/27
投稿日:2023/12/25