甘くて人気のさつまいも。つぶしやすく調理も簡単です。離乳食での調理方法をご紹介します。
さつまいもの皮は、噛み切りにくく、滑らかな食感の邪魔に。また消化もされにくいので、完了期までは剥いてあげましょう。
さつまいもの大きさはさまざま、1本200~400gです。 今回は小さめ1/2本(100g)使用しました。 ペーストにすれば冷凍しても美味しさが保てます。 一度に作って冷凍保存するのが良いでしょう。
さつまいもは皮を剥き、一口大に切り、水にさらしてアクを抜く。(約5分) 2.3回ゆすいで水が濁らなくなればOKです。
①,②どちらかの方法で加熱をする。 ①鍋で水から茹でる(約5分) ②水気を軽く切り、ラップをかけて電子レンジで加熱する。(600Wで3分)
【さつまいもペースト】 初期~中期(5~8か月) 裏ごし器で裏ごしをする。もしくはフォークなどで滑らかになるまで潰す。 少量の水を加えると滑らかで食べやすくなります。 はじめはひとさじから、徐々に量を増やしていき1食あたり大さじ1が目安です。
【コロコロ さつまいも煮】 中期~後期(7~11ヶ月) 5~6㎜角のコロコロ状に。 大きさは赤ちゃんに合わせて調整します。 手でつかむことも挑戦してみましょう。 1食あたり20~30g程度が目安です。
【スティック さつまいも煮】 後期~完了期(9ヵ月~) 1㎝角、3㎝長さのスティック状に。 「手で掴んで口に運ぶ」「かじりとる」ことに挑戦してみましょう。 1食当たり30~40g程度が目安です。
【おかゆアレンジ】 いつものおかゆに、さつまいもを混ぜてアレンジしてみましょう。 初期~中期 10倍粥~7倍粥 + さつまいもペースト
後期~完了期 5倍粥(全粥)~軟飯 + コロコロ さつまいも煮
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藤原朋未
管理栄養士・元保育園栄養士
保育園栄養士として勤務し、離乳食・幼児食・アレルギー食や栄養相談などに携わる。 現在は(株)エミッシュに所属し、レシピ開発・コラム執筆のほか、乳幼児食をテーマとした料理教室やセミナー講師を務める。 Instagramではレシピを中心に、またブログ「ママ楽ごはん」にて、子どもの食に関する情報を発信中。 著書 作りおき+帰って15分でいただきます! すぐラク おうち幼児食 (池田書店) 2歳と5歳、2児の母。 2023年11月第3子出産予定。 管理栄養士 元保育園栄養士 乳幼児食指導士 妊産婦食アドバイザー (株)エミッシュ所属