基本の鶏のからあげに、青ねぎをたっぷり使った甘酸っぱいソースをかけました。からあげのアレンジや、余った青ねぎの消費にも。
ボールなどよりもビニール袋に入れて下味をつけたほうがよくなじみます。 片栗粉はさくっと、薄力粉はしっとりと仕上げる効果があります。ふたつを混ぜることで両方の良さを活かします。 青ねぎは火を通しすぎないようにしてください。
鶏むね肉はひと口大に切り、ビニール袋に入れ、A しょうゆ大さじ1、酒大さじ1、にんにく(すりおろし)1片分、しょうが(すりおろし)1かけ分を加えて手で軽くもみ、冷蔵庫で15分ほど置いて下味をつける。
1の肉の水気をペーパータオルで軽くふきとり、よく混ぜ合わせたB 片栗粉大さじ3程度、薄力粉大さじ3程度をバットに入れて、肉の表面にまぶす。 中温の揚げ油できつね色になるまで揚げる。
フライパンにごま油を熱し、青ねぎ(小口切り)を入れてさっと炒める。C しょうゆ大さじ1、酢大さじ1、みりん大さじ1、片栗粉小さじ1/2を加えてとろみがついたら火を止めて、2の鶏肉にかける。
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星野奈々子
フードコーディネーター。慶應義塾大学卒業。 日本IBMにてITエンジニアとして働きながら本格的に料理の勉強を始め、退社後にル・コルドン・ブルー代官山校 フランス料理ディプロマを取得。祐成陽子クッキングアートセミナーを卒業し、独立。フレンチから和食、エスニックと幅広いジャンルを得意とし、企業や雑誌のレシピ開発、フードスタイリングを中心に活躍。近著は『スープ・ポタージュ・チャウダーの本』『スープジャーでほめられべんとう』(エイ出版社刊)。