お節で残った黒豆をリメイクしたパウンドケーキ。 抹茶をプラスして風味アップ! 和菓子テイストに仕上げました。
バターの温度管理がポイントです。 バターをホイップしても白っぽくならない時は氷を入れたボウルを当ててみてください。 温度管理が出来ていると、グラニュー糖を合わせてホイップしたとき空気が入ってふわっと嵩が増えます。 黒豆は薄力粉を2度めに加えるタイミングで入れてください。 黒豆に粉をまとわせることで、下に沈むことを防ぐことが出来ます。
大きめのボウルに無塩バターを入れて、ハンドミキサーで白っぽくクリーム状になるまで混ぜる。
グラニュー糖を加え、ふんわりと空気が入ったようになるまでハンドミキサーでしっかり混ぜる。 ※夏場など温度が高い時は氷の入ったボウルを当てながらホイップすると、ふわっと空気が入ります。 季節を問わずバターがだれている時は氷を当ててみてください。
卵を溶きほぐし5回ほどに分けて加え、その都度なめらかになるまでハンドミキサーで混ぜる。 ※もし分離してしまったら、計量してある薄力粉から大さじ2程度加えると落ちつきます。
A 薄力粉90g、抹茶5g、ベーキングパウダー2gを2回に分けて加える。 ハンドミキサーからゴムベラに持ち替え、切るように混ぜる。 2回目の粉を入れた段階で黒豆を加える。 ※底まで混ぜ残しがないように、生地にツヤが出てくるまでしっかり行ってください。
生地を型に流して表面をなめらかにし180℃のオーブンで35~40分焼く。 ※焼き始めて10分経った頃に、一度オーブンから取り出し表面に切り込みを入れると、割れ目がきれいに仕上がります。 ※中央のふくらみを指で押して弾力があれば焼き上がっています。
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高窪 裕美子
料理家・食空間コーディネーター 身体をきれいにするバランスの良い家庭料理と、シャンパーニュに合うおもてなし料理が得意です。 お料理が大好きで、さまざまなジャンルの料理を学んできましたが、たくさん学んで行きついた答えは、結局シンプルな調理法で素材を活かした料理が一番美味しくて身体に優しいということ。 美味しさを引き出す料理の基本を押さえた上で、出来るだけシンプルに作りやすいレシピを考案しています。 身体の中から美しくなるバランスの良い食事で、毎日の食卓が心豊かなものになりますように。 【食に関する資格】 料理技術検定証上級 食育インストラクター 【Diploma取得】 家庭料理、おもてなし料理、日本料理、フランス料理、イタリア料理、和菓子、洋菓子、天然酵母パン、シャンパーニュ、紅茶、テーブルコーディネート 【受賞歴】 テーブルウエアフェスティバル2012 テーブルウエア コーディネート部門 入選