オーブン料理といえばグラタンなど、冬のイメージが強いですが、火を使わないので実は暑い季節にも重宝される調理法です。この料理は切った食材を塩麹でマリネして焼くだけ・・・という手軽さなのに、大皿で出しても個々のお皿に取り分けて出しても、とても見映えのする一品です。記念日やご友人を招いたお食事の場でもぜひご活用ください。
◆ このレシピは、食材の総量に対する塩麹の比率さえ守れば、個々の食材の細かい計量は必要ありません。お手元にある食材の量に合わせてアレンジしやすいレシピで、野菜の種類もお好きなものを使いいただけますので、冷蔵庫に余っている食材を美味しく食べきるために活用してください。 ◆ 生焼けを防ぐために、火の通りにくい根菜(じゃがいも、にんじんなど)は少し小さめに切るようにしましょう。
オーブンを200℃に予熱する。
鶏もも肉は大きめの一口大に切り、塩麹で和えて室温に30分おく。
②の野菜をすべてボウルに入れ、A 塩麹64g、にんにくのみじん切り2~3片分、お好みのフレッシュハーブのみじん切り大さじ1~1と1/2程度、オリーブ油大さじ1と1/2程度を加えてよく和える。
①の鶏もも肉にオリーブ油を加えてよく和える。
③の野菜と④の鶏もも肉を耐熱皿に入れ、200℃のオーブンで約20~30分、香ばしい焼き色がつくまで焼く。
器に盛りつけ、お好みでB ルッコラ(またはベビーリーフ)適量、レモンのくし形切り4切れを添える。
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早坂玲奈
大切な記念日や、ご友人を招いてのお食事会など、料理を少し頑張ってみたいときに「何を作ったらいいかな・・・?」と迷ったら、ぜひ私のレシピルームをのぞいてみてください。『大切な人を喜ばせたい』という気持ちを応援するためのおもてなし料理をご紹介しています。 出張料理人・飲食コンサルタント・料理教室講師・フードスタイリストとしての経験を積みながら、プロ向けからご家庭向けまで、様々なレシピ開発に携わってきました。美味しさで周りを喜ばせることは、作り手自身の幸せにも繋がることだと日々感じながらこの仕事を続けています。 「簡単」「時短」も素晴らしいけれど、ときには時間をかけて料理を頑張ってみたい日もあると思います。料理にかける手間は、正しく作れば必ず報われます。丁寧に作り方をお伝えすることで、みなさんが大切な日を笑顔で過ごすためのささやかなお手伝いができれば嬉しいです。