過去に生まれて初めてたけのこをゆでた時「どこまで剥いたらいいの!?」という不安を今でも思い出しますが、生のたけのこの風味と食感は格別!今回はたけのこの水煮方法を詳しくご紹介します。
米ぬかの量の感覚イメージは「薄めのココア」程度。厳密に計量する必要はありませんが、小さいたけのこ1本に対して大さじ1程度で大丈夫です。米ぬかがない場合は「濃いめの米のとぎ汁」でも代用可能です。
たけのこの下部を薄く切り落とす。
下部の赤い斑点のある硬い部分を面取りするように切り落とす。
先端の尖った部分を斜めに切り落とす。
写真赤い円内に見える、明るい色部分が可食部(食べられる部分)に向かって、円柱のたけのこの形に沿うように、根元側はやや深め、先端側はやや浅めに切り込みを入れる。
深めのフライパンか鍋に、たけのことしっかり浸る水を入れて、米ぬかを入れて指先で水に混ざるように混ぜる。※あらかじめ水と米ぬかを混ぜておいても良いです。
やや強めの中火にかけて、煮立ったら「弱火」にして煮る。 小さめの場合約30分程度、中〜大は約1時間程度が目安。
仕上がりの目安は、竹串やつまようじを根元部分に刺して、簡単に刺さるようであれば火を止める。米ぬかの煮汁に入れたまま、完全に冷めるまでそのまま置く。
洗って、外皮をむく。色が濃い部分は硬いので、外側からめくりながら、色が薄い部分を残すように。色が濃い(硬い)部分と色が薄い(やわらかい)部分が1枚になっている場合は、包丁で食べられる部分を切る。
水煮したたけのこは、そのまま食べられますが、トースターでしょうゆをかけて焼いたり、炊き込みご飯の具にしても◎。希釈した白だしに入れて火にかけて、沸騰したら火を止めてそのまま浸けておけば、和風のたけのこ煮に!
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簡単料理研究家*ハットリミドリ
料理家
東京都文京区千石にて昭和の長屋をリフォームしたキッチンスタジオ atelier月 運営 心とからだと環境にやさしい料理の教室やマルシェの開催をしています 【略歴】 カフェや居酒屋チェーン店立ち上げ業務(マネジメント・メニュー開発経験あり)など飲食業界に携わったのち、野菜を扱う食品メーカーで料理レシピ企画を担当。現在は書籍のレシピ制作・飲食店メニュー開発のほか、雑誌・テレビ・新聞・WEBなどメディア各種で食品や調理家電などの検証を行う料理家として活動中。 【メディア出演関連】 NHKひるまえほっと かんたんごはん テレビ東京 よじごじDAYS 読売新聞レシピ ラジオ(TOKYO FM / ラジオ埼玉) LDK MONOQLO 家電批評 サンキュ! など 【飲食店メニュー企画】 ・観光地カフェ立ち上げ(東京都小笠原村) ・天然素材のかき氷レシピ開発(東京都神保町) ・糀を使ったドレッシング開発(千葉県津田沼) テイクアウト専門店メニュー・居酒屋チェーン店・カフェなど 【料理本レシピ企画】 ・スピード完成!野菜の大量消費おかず ・時間がない人のためのやせる超速つくりおき ・時間がない人のための超速つくりおき ・作りおきレンチンおかず ・うちのから揚げがうまい そのほか月刊誌のレシピ企画など 【得意なジャンル:家庭料理編】 ・あまり手をかけない シンプル調理 ・基本調味料で作る家庭料理 ・体調不良のときに胃腸にやさしいいたわり料理 ・蒸し料理 ・初心者おやつ ・お味噌汁(一汁一菜) 【得意なジャンル:商業編】 原価・オペレーションを考慮したメニュー開発 ・居酒屋・カフェ・観光地・テイクアウトおかずなど 【好きな地域】 ・ハワイやタイなど南国系の観光地 ・離島(伊豆七島)や沖縄 ・東京・茨城・千葉