中国山椒(花椒)の爽やかな香りが、お肉のクセを消してくれるだけでなく、胃の働きを活発にしてくれます。牛肉と、食物繊維が豊富なデトックス食材ゴボウを、圧力鍋で短時間に柔らかく煮込みました。 太いゴボウを使うので、柔らかくても食べ応えがあります。
山椒は、スーパーのスパイス売り場や中華食材売り場で通年手に入る 「花椒(中国山椒:乾燥)」を使っています。 中心に黒い種が残っている場合は取り除いてから計量を。初夏に出回る日本のフレッシュな青山椒の場合多目(小さじ2)に使います。
花椒(ホアジャオ:中国山椒の実)は、このように中心のタネを除いた物も売っているが、タネ付きの場合は取り除いて計量しておく
牛肉は3cm×4cm位の角切にする
ゴボウはタワシで泥を洗い、乱切りにする
圧力鍋に、水とゴボウを入れて強火にかけ、(フタをしない) 煮立ったら牛肉と酒を加え、沸いてアクが出たらサッとアクをひき、 一旦火を止める
山椒の実(花椒)、粒胡椒、ネギの青い部分と、 みりん、醤油を加えたら 圧力鍋にフタをして高圧にセットし、強火にかけ、 圧がかかったら(ピンがメモリまで上がるなどメーカーによる) トロ火に落とし、20分加熱し火を止める
自然放置し圧が下がったら フタを開けてネギを取り除き、器に盛り付ける
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宮本 明美 (らいむ)
◆調理師 ハーブインストラクター 料理教室主宰◆ハーブに恋する お家ごはん研究家◆ ヘルシーでバランス良く、おいしい《お家ごはん》で心も体も元気に! をモットーに、東京の自宅で【料理教室シトラスブーケ】主宰。 「ハーブ&スパイスでおもてなし料理」「お家で楽しめるタイ料理」クラス。 無農薬・有機肥料で育てる百数十種類のハーブと、 自家製ハーブティーがお迎えする癒しのレッスン開催。