ストーブや、ル・クルーゼのようなココットを使用することで、食材の水分だけで加熱します。 本来の甘みや、香りが立ち、驚きの美味しさです。 フランス料理の野菜の加熱に、よく使われる手法です。 冷めても美味しいので、多めに作ることをお勧めします。
▶︎加熱した油を、途中拭き取ることで、脂っこくなリません。 ▶︎ベーコンは厚切りが美味しいですが、スライスのものでも構いません。 ▶︎新じゃがは水分が多く、柔らかいのでお勧めです。
じゃがいも(小玉)を洗い、目をとっておく。
じゃがいも(小玉)は皮付きのまま半分に切る。
玉ねぎは皮を剥き、くし形に切る。
ニンニクは皮を剥き、包丁で潰す。
イタリアンパセリはよく洗い、ペーパーで水気を取り、粗みじん。
厚切りベーコンは皮をとり、1cm厚さに切る。
ココットまたは蓋のできるフライパンにオリーブオイルを入れ、切ったじゃがいも(小玉)を、切り口を下にして敷き詰める。
蓋をし、弱火で焦がさないように焼き色をつける。
綺麗に色がついたら、裏返し余分な油をペーパーで拭き取る。
玉ねぎ、厚切りベーコン、ニンニク、タイム、バターを入れ、蓋をしてゆっくり加熱する。
全体がしんなりしたら塩、胡椒で味を整える。
お皿に盛り付け、イタリアンパセリを飾る。
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cuisine & trip
フランス三ツ星店現役のプロの料理人です。 家族や知人に振る舞うちょっと手の込んだ料理や、簡単でパパッとできるファスト料理まで幅広く公開してます。 ジャンルに囚われずに、フランスの食材と戯れたいと思います。