見た目も機能も優れもの!ホーロー鍋のいいところ
ホーロー鍋は少々重たいという難点はありますが、1つは持っておきたいキッチンツール。
料理が完成したら、そのままどーんとテーブルに置くだけで、食卓がおしゃれに華やぎます。
そんなビジュアルの魅力もさることながら、ホーロー鍋は優れた特性も備えています。
その特性とは・密閉性が高く、熱が逃げにくい・じっくり火を通すことで素材の旨味をしっかりと引き出す・酸に強いので調理する素材を選ばない・匂いがうつりにくく衛生的などなど。
ただし、衝撃には弱いので取り扱いに注意しましょう。また強火調理にはあまり向きません。
じっくり火を通す「煮もの」や「蒸しもの」に適しています。カレーやシチュー、おでんといった定番の煮込み料理にももってこいですよ。
ホーロー鍋で「おいしい時短調理」をしよう!
とっても高機能なホーロー鍋。もちろん、ごはんをおいしく炊くこともできます。そして、ごはんを炊きながら、もう1品作る「同時調理」もじつは得意なんです。
手順はとっても簡単!
ごはんを炊く際に、野菜も一緒にホーロー鍋に入れるだけ。
おすすめの野菜は、じゃがいも、にんじん、大根など。じゃがいもやにんじんなら丸ごとでOK。大根は2~3cmの厚さに切って入れてください。
実際にやってみると、こんな感じ。
お米と水を入れたところに、野菜を乗せます。今回は大根で試してみます。
炊き上がるとこうなります。
大根を取り出し(多少お米がくっつくので取り除いてくださいね)、好みの大きさにカットして、みそ和えやごま和えなどお好みの味付けでいただきましょう。
大根なら、このまま油で焼いて大根ステーキにしても!下ゆでされている状態なので、おでんに使用するのもおすすめです。
いかがですか? ホーロー鍋の同時調理テクを覚えてしまえば、おいしいごはんを作りながら、野菜の下ごしらえもできちゃいます。
おいしさも時短も兼ね備えられるのは、ホーロー鍋だからこそ!
ホーロー鍋で同時調理!お弁当にもおすすめなレシピ
どうせ作るなら、お弁当のおかずも同時にできるホーロー鍋レシピはいかがですか? このレシピでは、小松菜とにんじんの炊き込みごはんを作りながら、じゃがいもに火を通します。じゃがいもは粒マスタード和えにして、お弁当のおかずに。
手抜き調理ともいえるかも知れませんが(笑)、少しでも手間が減るのはいいことです。
さぁ、魅力がいっぱいのホーロー鍋で、ちょっと楽をしながら同時調理を楽しんでみてくださいね。
今回お話を伺ったNadia Artist
山本路子(みるまゆ)
https://oceans-nadia.com/user/60