我が家では、カラスカレイといえば、圧力鍋で骨まで食べられる煮付けにするのが定番。 ほろほろと骨まで柔らかいので、盛り付けるのに一苦労するほど。 これぞ、圧力鍋だからできる食感です。 カラスカレイは、脂が乗っているので、高温・高圧調理しても、身がパサつかずふっくら。 中骨やエンガワまでも、つるりと丸ごと食べられます。
・カラスカレイは、醤油を入れて圧力調理すると、身の色がびっくりするくらい黒くなります。 そのため、このレシピでは、しょうゆは最初から加えず、仕上げに入れています。 ・使う圧力鍋の圧力値によって、食感が異なります。超高圧タイプの圧力鍋で作ると、中骨も縁側もトロトロ柔らかくなり、 まさに「飲める」くらいの食感になります。圧力が低いタイプのお鍋の場合は、骨の食感が残ります。ご了承ください。
カラスカレイ(切り身・解凍)さっと水洗いして水気を拭く。 しょうがは皮をむいて千切りにして、皮は残しておく。
圧力鍋に、A 砂糖大さじ2、酒100ml、水250mlとしょうがの皮を入れて火にかけ、沸騰したらカラスカレイを並べて、フタを閉める。
高圧にセットして火にかけ、沸騰して圧力がかかったら、圧力をキープするくらいの弱火にして、15〜30分(※)加圧調理する。 ※加圧時間は魚の大きさ、使う圧力鍋によって異なります
加圧時間が終わったら、火を止めて、圧力が下がるまで待つ
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さいとうあきこ(圧力鍋研究家)
圧力鍋協議会公認・圧力鍋研究家。圧力鍋のプロ 圧力鍋のお料理教室「うちごはんラボ」主宰 元、調理器具メーカーで、取扱説明書・レシピ集の監修・広告企画等を担当。 その経験を生かして、圧力鍋の魅力や、安全な使い方、 圧力鍋の使いこなし術などをお伝えしてます。