蒸し煮で甘くなったカブが味噌そぼろのうまみを吸い、想像するより何倍も美味しい! 味噌とチーズの相性は発酵食品同士なので抜群。 栄養価に優れたカブの葉も使用し、これ1皿でビタミン、蛋白質、カルシウムたっぷり、栄養バランス満点です。
野菜は蒸し煮にすることで、甘味が引き出され抜群の美味しさ。蒸し汁も美味しいので、一緒にいただきます。蒸し汁自体に旨みたっぷりなので水っぽくなりません。 味噌とチーズは発酵食品同士で相性抜群。味噌の程よい塩気が野菜の甘さを一層引き立てます。
カブは7mm厚さの一口大、にんじんは5mm厚さの半月切りにする。 フライパンにサラダ油をひき、カブとにんじんを入れ、塩をふってさっと炒める。酒を加えて沸騰させてから、ぴったりふたをし、弱めの中火〜弱火で10分蒸し煮する。
耐熱ボウルに、刻んだカブの葉を入れてラップをし、1分加熱する。 取り出したら、鶏ひき肉とA 味噌(信州味噌)大さじ2、みりん大さじ2、生姜すりおろし少々を入れてよく混ぜる。 再びラップをふんわりかけ、レンジ(600w)で2分半(途中で3回取り出してかき混ぜる。)加熱する。
1のカブとにんじんを煮汁ごとグラタン皿に入れ、2の鶏味噌とピザ用チーズをのせる。オーブントースターでチーズに焦げ目がつくまで焼いたらできあがり。
112695
河埜 玲子
医師・料理家・キッズ食育マスタートレーナー
医師・料理家・日本キッズ食育協会医学アドバイザー・キッズ食育マスタートレーナー。11歳の娘を持つ医師。 「家庭のキッチンで出来る病気予防」をテーマに、忙しくても実現可能な簡単・美味しい健康レシピを提案。食の観点から予防医学を家庭に広げていきたいと思っている。 また、子どものうちに正しい食の知識を身につけることが、将来の健康に非常に重要だということから、子どもの食育を広げる活動も行っている。 子育てをしながら仕事を続ける自らの経験をもとに、 忙しくても、子どもに栄養満点で手作りのお料理を食べさせてあげたいという願いを叶える、栄養バランスが取れる時短・作り置きレシピを発信。 著書 「医師が教える 一品で栄養バランスが取れるレシピ」(SBクリエイティブ)。