鍋料理は簡単なだけに「おいしくするのが難しい」料理でもあります。それを「作り方」のアプローチを変えることで絶品に。
①鶏肉に焼き色をつける ②煮ないで蒸す ③葉物は後入れ ※焼きの調理は土鍋では行わないでください。ヒビが入る可能性があります
「サラダ油」 油をしいたら鍋を十分に温めて。
「鶏もも肉」コツ① 必ず皮目を下にして。
「焼く」コツ① こんがり焼き色をつけます。これが鶏肉の味を強調し、まるで地鶏のような味わいを生みます。
「目指すべき状態」コツ① こんな感じで、しっかり焼き色をつけて。
「端に寄せる」 焼き色がついたらこんな感じで端に寄せて。
「白菜」 軸と葉に分けて。まずは軸の部分のみ。 葉の部分は後で使います。
「にんじん」 1cm厚の半月切りにしたものを。
「大根」 1cm厚程度のいちょう切りにしたものを。
「料理酒」 調味料1つ目。蒸し焼きにしたいので量はケチらずに。
「みりん」 調味料2つ目。味の複雑さ、甘みによる旨味の強調を目的とします。
「白だし」 調味料3つ目。水分が欲しいので白だしにしていますが、もしなければ粉末の和風だしで代用してもOK。
「蒸し焼き」コツ② 途中水を足しつつこのまま蒸し焼きにします。この時、土鍋だと焦げ付きやすいので、フツーの鍋を使って。
「20分後」 根菜郡にしっかり火が入り、白菜の軸もトロトロの状態に。
「厚揚げ」 火が入りやすい具材はここで足します。
「白菜(葉の部分)」コツ③ 葉の部分はここで。
「長ねぎ」コツ③ 長ねぎもここで。
「蒸し焼き」 仕上げの蒸し焼きです。白菜の葉の色の変化に注目して。
「緑が鮮やかになったらOK」 加熱による細胞破壊で光の透過が変わり、緑が鮮やかになります。いわゆる"火が入った"証拠。
「目指すべき状態」 ここまで来たらまもなく完成。
「水」 具材の頭がちょっと出るぐらいまで入れて。
「煮る」 ラストスパート!2〜3分ほど煮て...
「完成」 最小限の調味料でも、作り方にこだわるとびっくりするほど旨くなるんです。
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こじまぽん助
分子調理学研究家・ビデオグラファー
料理の「それが知りたかった!」をあなたに。材料が同じでも、テクニックがなくても「作り方ひとつで」確実においしく作れるレシピをご紹介。 料理の「全ての工程には、おいしくなるための理由が必ず存在」しています。動画では、それを誰にでもわかるように解説しています。 普段は裏方として、映像制作/マーケティングを中心に事業展開しています。 主たる業界として、 ①食品/調味料/飲料メーカー ・WEB CM 制作 ・レシピ開発 ・パッケージ写真 ・料理動画 ②建築/美容/SaaS/金融/自動車/アパレル/その他色々 ・WEB CM 制作 ・街頭広告 制作 (渋谷スクランブル交差点等) ・交通広告 制作 (山手線/タクシー等) ・TV CM 制作 ・短編ドラマ制作 ・SNS 運用支援 ・ナレーター/声優 (年に数回だけ) 等を上流から下流まで担当。 年間200〜300本程度の動画を制作しています。 <映像関連 所属/会員> ・だから、LUMIX。運営委員会 (2023/1〜) ・LUMIX 公認クリエイター (2023/3〜) ・LUMIX 公式パナチューバー (2020/9〜) ・LUMIX プロフェッショナルサービス (2019〜) ・SIGMA プロフェッショナルサービス (2023/2〜)