喉の炎症をしずめ、咳を止めるのに有名な養生法として、ハチミツ大根があります。生の大根をハチミツ漬けにし、出てきた汁(エキス)を、スプーンですくって飲んだり、お湯やお水で割って飲む方法です。 生の大根は熱を冷ます働きが強く、喉の炎症による熱もしずめてくれます。残った大根はお粥やスープに入れて食べきりましょう。 ※大根とハチミツのエキスを、ストレートやお湯割りなどでお飲みください。
大根は千切りやスライスでもOKです。小さく切ると早くエキスが出ますが、大根の味が強くなります。
大根は皮をむいて1㎝幅の輪切りにし、表面に格子状に切り込みを入れてサイコロ状に切る。
瓶に大根を入れ、ハチミツを上から注ぎ入れる。
時々、瓶を振ってハチミツと大根をなじませるようにすると、1時間ほどでエキスが出て水が上がってきたらできあがり。
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日本くらし薬膳協会(JKA)
JKA日本くらし薬膳協会 くらし薬膳 主任講師 竹田 あやこ / 日本くらし薬膳協会(略称:JKA Japan Kurashiyakuzen Association)は、ライセンス認定試験と資格発行を行っています。 「くらし薬膳」とは、特別なものは使わず、いつもの食材や調味料で手軽にできる薬膳です。日々のくらしに根付いた食養生で、外食メニューやコンビニのお弁当、スーパーのお惣菜だって、毎日の食事があなたの体質に合ったあなただけの薬膳に変わります。