調味料はなんと味の素と酒だけ。 あとは梅の塩味と酸味で十分です‼︎ 生臭さはどこへやら? 味の素を振りかけるだけで臭み抜きを省け、 ふっくら柔らかく、いわしの旨味と梅の甘味酸味、 青じその爽やかさで100点満点の酒肴になります。 ▼いわしを捌くのが苦手、面倒な方はすでに開かれているものを使ったらもっと早く簡単です! ▼こちらで使用した梅は、 紀州南高梅しそ漬け(サイズ直径約3.5㎝、種を省いて10g) 塩分10%のものです。
▼いわしをひっくり返す際、身ではなく爪楊枝を掴むと身が崩れません。▼梅により塩味が変わります。塩気が足りなければ、塩をパラっと振りかけてください。
・小ねぎは小口切りにする。 ・梅干しは種を取り除き、包丁で叩いておく。
頭を切り落として内臓を取り除き、水洗いする。 二枚に開き、骨の真下に包丁を差し込んで切り取り、尾は切り落とす。 味の素を両面に満遍なく振りかける。 ※味の素の量…いわし1/2枚につき、味の素のお尻をコツンと叩いて両面で6〜8回くらい。
いわしの皮目を下にして青じそを置き、叩いた梅干しをのせてくるりと巻く。 爪楊枝でとめる。 ※いわしの身の頭側から巻き込みます。
フライパンを強めの弱火に熱し、サラダ油を馴染ませる。 ぴろんと出た尾を下にして並べ、酒をまわしかける。
アルミ箔等でフタをし、5分程度蒸し焼きにする。
いわしをひっくり返し、再度フタをして4分程度蒸し焼きにする。 焼き上がったらお皿に盛りつけ、たっぷり小ねぎを散らす。
(補足) 尾が少し余るようにして爪楊枝で留めると焼きやすいです。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」