【簡単で早くできる。それでいて丁寧に作ったように感じさせる夏の一品】 しっとりとろとろのなす、 よく絡まったしょうが醤油、 うま味を強めるしらす、 そこへ香る青紫蘇のせて… キリッと冷やしたお気に入りの冷酒に合わせて欲しい… お酒を飲まない方なら小鉢に入れてあと一品に。 少し寄せておいて明日のお弁当の隙間埋めに。 夏の夜が豊かになります。 今日もいい夜を… ※出来立てあつあつより、しばらくおいて冷めた頃が私は好きです。
▼おろししょうがの量は小さじ2で味見をし、もっと欲しい方は増やしてください。 ▼中火で炒めるため、調味料のAを入れてから焦げるまでが早いです。ジュッと煙立つようであればすぐコンロから離し、フライパンの余熱で仕上げてください。 ▼粉黒砂糖を使用しています。普通のお砂糖でかまいませんが、粉黒砂糖のコクとまろみは味を一層高めます。
なすは水洗いしてキッチンペーパーで水気を拭き取る。 ガクを切り落として小さめのひと口大で乱切りにし、ポリ袋に片栗粉と一緒に入れて口を閉じ、シャカシャカ振って満遍なく片栗粉をまぶす。
フライパンにサラダ油を入れて中火で熱し、1のなすを入れて手早く油と馴染ませ、しんなりするまで炒める。
なすを炒めている間にA 濃口醤油大さじ1、みりん、砂糖各 小さじ2、穀物酢小さじ1、おろししょうが小さじ2〜3を混ぜ合わせる。 なすがしんなりしたらAをまわしかけ、なすによく絡んだら火を止める。 しらすを加えてさっと和える。
お皿に盛り付け、千切りにした青紫蘇(大葉)をのせる。
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おねこ
呑兵衛料理家
呑兵衛料理家。豊富な食材に魅了され、北海道永住を決めた生粋の食道楽。 北海道在住20年。 春は山菜採り、夏はキャンプ、秋はきのこ狩り、冬はスキー。北海道各地の旬の食材と美食を追いかけ、弾丸長距離移動もするアクティブ派。 「夜が楽しければきっと明日はもっと楽しい!」をモットーに、夜を盛り上げるおつまみレシピとごはんがすすむおかずをメインにレシピ開発。 ●著書:ごはんもお酒もすすむ!絶品おねこ食堂(宝島社) ●コラム連載:「おねこさんと一緒にフードロス対策」